湯けむり紀行11 (暴れ川の巨岩風呂)
桜が開花したと思ったら真冬並みの寒さ・・春はまだ遠いのか。。。
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大糸線に糸魚川から揺られて約40分、着いた駅は「平岩」という無人駅。
大糸線は長野県の松本から新潟県の糸魚川を結ぶローカル線です。
沿線は安曇野や白馬などの観光地もあり新宿から直通の特急も走ってます。
でもそれも途中の南小谷まで。
南小谷から糸魚川までは非電化の超ローカル線です。
ちなみに汽車は約2時間に1本間隔になります(笑
降車した平岩駅はその超ローカルな区間にある駅です。
駅から約5分のところの姫川温泉に入湯。
ここは長野県と新潟県の県境、日本のフォッサマグナに沿った「姫川」沿いにある温泉です。温泉は川を挟んで両県にまたがっているんです。
フォッサマグナの説明は・・難しいです。簡単に言えば地面がのっているプレート(地震などがおきる原因のやつ)の境界線ってことですかね。地溝帯ともいいます。
そんな話はいいとして、駅から川を渡って長野県に入り姫川温泉の表示。
しかし・・宿は2件しかなく寂しい感じ。正直あんまり万人受けはしそうもない(笑
ただ、湯は豊富なようで道沿いの岩肌から豪快に湯が沸いてます。
2件のうちの1件「朝日荘」のお風呂に入ることにします。
日帰り入浴料600円・・だった気がする。
フロントから階段を降りて地下に降りると大浴場へ。
こんな時期(2月)のお昼ぐらいの時間に日帰り入浴なんかする輩もなく完全貸切状態。
自然の巨岩を配した大岩風呂です。ちなみに混浴です。
ナトリウム・カルシウム塩化物炭酸水素塩泉で無色透明で若干硫黄臭がします。
Phは6.3で泉温が64.5℃なので中性の高温泉です。
有り余った湯が道路沿いの岩肌から流れているぐらい豊富な湯量ですから源泉かけ流しです。
折り返しの汽車まで1時間、のんびりと浸かりました。
ちょうど上の写真の汽車の下の鉄橋の下に見える建物が温泉ですね(笑
鄙びた駅での途中下車も悪くないですよ。
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