うみのすけの役に立つ(かもしれない)ブログ DX

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「 月別アーカイブ:2009年09月 」 一覧

日本最大のトレッスル橋を訪ねる

  2009/09/18    おでかけ

うみのすけです。~~~ヾ(^∇^)

 

北海道の大雪山からは紅葉 のたよりも・・・

秋ですね?

 

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早速ですが「トレッスル橋」っていったい何のこと?

と思った人が多数でしょう。

 

 

トレッスル橋とは橋の工法の一種で、鋼材を櫓のように組んで橋脚にしてその上に橋桁を乗せた鉄橋のことです。

 

その日本最大のもの、それがこの「余部(あまるべ)橋梁」なのです。

 

Dsc_0260

余部橋梁は兵庫県にある山陰本線の鉄橋です。

 

 

なんと、地上からの高さは41.45メートル!

 

長さは310メートルもあります。

 

橋の上から列車で眺めると・・

Dsc_0284

日本海の眺めがすばらしいです。

 

 

 

驚くべきは高さだけでなく、完成したのが明治45年!なんと90年以上も使われてきたことになります。

もちろん今でも現役です。

 

 

完成には当時のお金で33万円もかかったそうです。

明治45年の33万円、2000年の消費者物価が明治45年の約2770倍だそうですから・・単純計算で9億1千万。

 

庶民の価値レベルは当時の約20,000倍と言われていますから今の価値で66億円?

確かに巨額です。

 

 

鋼材はアメリカからわざわざ3ヶ月もかけて九州に運ばれ、さらに当時は陸の孤島だったこの「余部」の集落には船で運ばれて来たそうです。

当然、建築物としても歴史的価値が非常に高いのです。

 

Dsc_0255

橋脚を下から眺めるとこん感じです。股の下から覗いてる感じで変な気分です(;^_^A アセアセ・・・

 

 

残念な話ですが、この「余部橋梁」もコンクリート橋への架け替えが決まりもう工事が開始されてます。

 

すでに巨大なクレーンがのびてコンクリート橋桁が作成されているのがわかります。

Dsc_0256

こんな高い所を走るので海からの強風がすごく、1986年には列車が強風にあおられ鉄橋から落下する大惨事も起こっています。

 

 

コンクリート橋への架け替えで強風による運休や遅れも減るようです。

安全面やコスト面からコンクリート橋への架け替えも仕方ないのでしょうが、歴史的建造物が消えるのはやはり残念ですね。

湯けむり紀行 7 (将軍が江戸に運ばせた湯)

  2009/09/16    温泉

うみのすけです。v( ̄∇ ̄)v

 

だいぶ朝晩も過ごしやすくなってきましたねヽ( ´?`)ノ

 

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今回は皆様ご存知の有名な温泉。

「熱海」です。

 

東京の奥座敷としてあまりにも有名な「熱海」

 

歴史も古く奈良時代からということらしいです。

江戸時代には徳川の将軍達が元湯「大湯」の100℃近い湯を定期的にわざわざ江戸に昼夜兼行で運ばせたというから驚きですね。

 

 

かつての大歓楽街もいまや衰退の色は隠せず、駅から少し離れれば閉じたままのシャッターの商店が多数あり寂しさが漂います。

 

残念ながら家康の愛した大湯の間歇泉も温泉の乱獲により枯渇、衰退し今では人工的に噴出させる観光客向けのアトラクションにすぎません。

Dsc_0195 ←大湯の間歇泉

 

その大湯間歇泉の先にあるのが今回訪問の「日航亭大湯」です。

 

熱海には今でも昔ながらの共同浴場(もちろん温泉です)がいくつかありますが、今回は共同浴場ではなく日帰り温泉施設の「日航亭」の湯に浸かります。

Dsc_0189

鄙びた温泉旅館風。

昔は旅館だったらしいのですが今は日帰り入浴専門のようです。

 

入浴料1000円を支払い、奥に進むとお風呂場です。

 

 

1000円は高い気がしますが時間無制限ですので一日中いてもOK。

しかも大広間も開放されてますので寛いだり寝たりもOKです。

 

 

風呂は岩造りの内湯と大きな露天風呂。とても気持ちがイイです。

なんでも日航亭は男女の湯が日替わりらしく私の訪問した日は大露天風呂がある湯で「アタリ」でした。「ハズレ」は小さな半露天風呂があるだけ。

 

さて、肝心の湯ですが・・・

自家源泉を2本持っているだけあり源泉掛け流し、循環なしです。

 

湯口からはチョロチョロと熱い湯が湯船に流れこんでいます。

源泉が熱い(94.7℃)ので湯量を絞って注いでいるようです。

 

ナトリウム・カルシウム塩化物泉なので舐めると若干しょっぱい感じがあります。

pH8.0なので弱アルカリ性です。

つまり弱アルカリ性高温泉ですね。

しっとりとした柔らかい感じの湯は女性にはうれしい美肌に効果がありそうです。

 

 

熱海では秋にも花火大会が何日か設定があるようですので、温泉のあとは海辺で花火見物などもイイかもしれません。

熱海も意外と捨てたもんじゃない!・・と感じた「うみのすけ」でした (゚∇^d) グッ!!

ハリケーン日本上陸?

  2009/09/11    うんちく・小ネタ

うみのすけです(@゚ー゚@)ノ

 

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この時期になると台風 の話題が気になるところです。

 

ところで,「台風」は日本に来ますけど,

「ハリケーン」は日本に来ないのでしょうか?

 

 

答えは・・来ません。

 

「ハリケーン」日本上陸っていうのはありえないです。

 

 

なぜ?

 

「ハリケーン」も「台風」も「サイクロン」も同じ熱帯低気圧なのですが,

発生場所によって名称が違うのです。

 

簡単に分類すると

「ハリケーン」・・北東太平洋(日付変更線よりアメリカ側)と大西洋,カリブ海などで発生したもの

「台風」・・東シナ海や南シナ海,北西太平洋で発生したもの

「サイクロン」・・インド洋,南太平洋で発生したもの

 

実際はもっと詳しく強度?風速?気圧?などでの分類されるようですが,おおまかにはこんな感じです。

 

熱帯低気圧というだけに熱帯か亜熱帯の海域しか発生しないので冷たい北極海などは分類上にはありません。

 

気象庁では一般的に存在位置で日付変更線を境にアメリカ側を「ハリケーン」,日本側を「台風」と呼ぶようですね

だから「ハリケーン」として誕生しても日付変更線を超えて日本側に来たら「台風」の名称になってしまうようです。

このことからもハリケーンとして上陸することはナイと言えます。

 

過去にはいくつかハリケーンから台風に名前を変えたヤツがいたようですが日本に上陸するにはいたってないようです。

 

 

これから台風シーズンになりますが進路情報などに注意して十分な対策をとることが重要ですね>^_^<

 

日本三大瀑布 (袋田の滝)

  2009/09/08    おでかけ

うみのすけです (゚0゚)(。_。)ペコッ

 

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日本三大?というのがたくさんありますが,今回は日本三大「瀑布」(←滝のことです)の一つ,

「袋田の滝」に行って来ました。

 

参考までに三大瀑布の他の2つは日光の「華厳の滝」と和歌山の「那智の滝」です。

 

 

袋田の滝は水戸から水郡線というローカル線で1時間。「袋田」という駅か「常陸大子」という駅からバスで10分。さらにバス停から徒歩10分ぐらいのところにあります。

Dsc_0561_2←水郡線

 

バス停から滝までの間にはお土産物屋が多数並んでいます。さすが観光地。

名産の鮎の塩焼きなどが売られていておいしそうです。

 

 

実はこの地に来るのは4回目なのですが昨年新しい観瀑台がオープンしたので視察です(「  ̄ー ̄) ドレドレ・・・

 

見物料300円也を払っていざ滝へ!

 

前からある観瀑台にも新しい観瀑台に行くにもトンネルを通らねばなりません。200メートルぐらいのトンネルの先の方に新しいトンネルが・・

これが新観瀑台への入り口。そこからエレベーターで上がります。

 

新しい観瀑台は滝の全景が見ることができます。

以前の観瀑台からは見えなかった一番上の段の滝も見えます。

 

Dsc_0542

木が生い茂って全体が綺麗に見えません(T_T)

 

自然保護の観点から木は切らないようです・・

紅葉していたら綺麗でしょうね?

 

 

袋田の滝は四段に落下することから「四度の滝」とも呼ばれるそうです。

西行法師が「この滝は四季に一度づつ来て見なければ真の風趣は味わえない」と言ったから「四度の滝」という説もあるようです。

 

冬は凍結する滝としても有名ですが,最近は暖冬で結氷しないようです。

Dsc_0551_2

 

滝の後はもう一つの楽しみ。蕎麦を食します。

季節の天ぷらと手打蕎麦です。

Dsc_0557

最高です(^O^)/

天ぷらは「舞茸」や「えび」「かぼちゃ」など満載。なかでも「りんご」の天ぷらが・・

 

なかなかの美味です(^_-)-☆

 

実はこの袋田の滝がある大子町は「りんご」が名産。奥久慈りんごと呼ばれてています。

だから「りんご」の天ぷらなのでしょう。

 

 

今の時期は鮎もオススメです。近くを流れる久慈川は鮎釣りでも有名。

滝から車で数分のところには観光「やな」もあります(「やな」とは川に作った魚をとる仕掛けでスノコを並べたような形です。)

ここでは鮎の塩焼きはもちろん,刺身も食べられます。

 

大子町はほかにも「お茶」の国内最北産地でもあり近くには「茶の里公園」なる公園があります。

以前は加藤茶のコントでおなじみの仙人様(グルグルめがねに髭と一本の髪の毛)のキャラクター(確か茶の里仙人と書いてあった)が描かれたレアな「奥久慈茶」なる缶のお茶が売られていたのですが今は売ってないようです。

 

 

これからの時期はリンゴのシーズンですのでご家族で滝の見学とりんご狩りに出かけるのもいいかもしれないですね?(^▽^)/

怪しい自動販売機

  2009/09/04    うんちく・小ネタ

うみのすけです。 (・Ω・)ノ チワー!!

 

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最近は色々な自動販売機があるようで,ジュースやタバコ,おでん缶やラーメン缶など多種のものが売られてます。

しかし,こんな自販機は今まで見たことがありません!

 

 

なんと竹輪(ちくわ)の自動販売機です。

 

P1000052_2

 

1個入りで150円,2個入り270円です。そんなに高くはないですね。

 

弁当やハンバーガーやカレーなどの食べ物の自販機も数多く見ましたが・・・

「ちくわ」って ( ̄Д ̄;;

 

この自販機は神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南パーキングエリアにあります。

淡路島の名産が「竹ちくわ」なのでいうことからでしょう。

 

 

残念ながら購入はしませんでしたが・・中身がちょっと気になります。

 

誰か購入報告をお待ちしております。(笑

 

そんな怪しい自販機を置きたい方・・

アパート・マンションなどの空きスペースに自販機を・・というブログが「珍貸営業マンのBLOG」DAN様の「敷地内に空きスペースはありませんか?」(2008/07/23)にありますので興味のある方は御参照ください。

 

 

湯けむり紀行 6 (山陰の隠れた名湯でタマゴを茹でる)

  2009/09/01    温泉

うみのすけですヾ(´ω`=´ω`)ノ

台風も去って暑い日ざしが戻ってきました

まだまだ残暑は厳しそうです(^^ゞ

 

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今回も山陰の名湯の話です。

 

日本海に臨む松葉ガニの水揚げで有名な「浜坂」からバスで約25分。

山間部に湧く日本屈指の高温泉の湯村温泉を訪ねました。

 

湯村温泉はNHKのテレビドラマ「夢千代日記」の舞台にもなったことで一躍有名になり,その名を知る方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

温泉の歴史も古く平安時代に慈覚大師によって発見されたと言われる古湯です。

 

 

街の中心には湯村のシンボルともいえる,湯壷から98度もの熱泉が毎分470リットルも噴き出す「荒湯」があります。

5_083

 

湯壷からは「ゴボゴボ」と湯が噴出します。

5_082

この「荒湯」では町の人が食べ物をゆがいたりしてます。観光客もOK。

 

さっそく「荒湯」脇の売店で生卵3個入りを購入。「荒湯」で茹でます。

網に入って紐がついてますので紐を湯壷のフックに引っ掛けます。

5_087 5_080

待つこと12?13分でゆで卵の完成です!

フックには別の人と間違いないように番号が付いてます。

 

ちなみにカニや山菜などのアクが出るものは「したのゆつぼ」と呼ばれる一段下がった川の脇の湯壷でゆがくそうです。

5_085

 

「荒湯」脇を流れる春来川沿いの足湯に浸かりながらゆで卵を食べます。

5_084

やっぱり自分で茹でたものは美味しい?です(笑

 

 

さて外湯のほうにも浸かりましょう。

湯村の外湯として昨年リニューアルした「薬師湯」があります。

5_092

湯量豊富な湯村温泉ですから当然?源泉掛け流しです。

 

湯は炭酸水素塩泉でpH7.4の中性です。無色透明の高温泉です。

ん?98度の高温泉のわりには湯船の湯は熱くない。

加水?

 

いや,実はココの湯は井水との熱交換によって温度を下げ源泉そのままを掛け流しているとのこと。

さらに熱交換で得られたエネルギーは冷房や暖房に使用されるというからエコロジーなことです。

 

ちょっと施設が新しすぎてスーパー銭湯っぽくて風情がないのが残念です・・

 

 

11月には松葉ガニ のシーズンにもなりますのでカニ と温泉 の究極コラボを楽しむのも魅力ですね?

 

 

参考までに・・:高温泉などの泉温の区分は以前のブログ「冷たいのに温泉?」をご参照ください。