うみのすけの役に立つ(かもしれない)ブログ DX

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「 月別アーカイブ:2010年03月 」 一覧

湯けむり紀行11 (暴れ川の巨岩風呂)

  2010/03/30    温泉

うみのすけです┌|*゚o゚|┘

 

桜が開花したと思ったら真冬並みの寒さ・・春はまだ遠いのか。。。

 

 

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大糸線に糸魚川から揺られて約40分、着いた駅は「平岩」という無人駅。

 

大糸線は長野県の松本から新潟県の糸魚川を結ぶローカル線です。

沿線は安曇野や白馬などの観光地もあり新宿から直通の特急も走ってます。

 

でもそれも途中の南小谷まで。

 

 

南小谷から糸魚川までは非電化の超ローカル線です。

 

ちなみに汽車は約2時間に1本間隔になります(笑

 

降車した平岩駅はその超ローカルな区間にある駅です。

 

 

 

駅から約5分のところの姫川温泉に入湯。

 

ここは長野県と新潟県の県境、日本のフォッサマグナに沿った「姫川」沿いにある温泉です。温泉は川を挟んで両県にまたがっているんです。

 

フォッサマグナの説明は・・難しいです。簡単に言えば地面がのっているプレート(地震などがおきる原因のやつ)の境界線ってことですかね。地溝帯ともいいます。

 

 

そんな話はいいとして、駅から川を渡って長野県に入り姫川温泉の表示。

 

しかし・・宿は2件しかなく寂しい感じ。正直あんまり万人受けはしそうもない(笑

 

 

ただ、湯は豊富なようで道沿いの岩肌から豪快に湯が沸いてます。

 

Dsc_0146

 

 

2件のうちの1件「朝日荘」のお風呂に入ることにします。

 

日帰り入浴料600円・・だった気がする。

 

フロントから階段を降りて地下に降りると大浴場へ。

 

 

こんな時期(2月)のお昼ぐらいの時間に日帰り入浴なんかする輩もなく完全貸切状態。

 

Dsc_0148_2

 

 

自然の巨岩を配した大岩風呂です。ちなみに混浴です。

 

 

 

ナトリウム・カルシウム塩化物炭酸水素塩泉で無色透明で若干硫黄臭がします。

 

Phは6.3で泉温が64.5℃なので中性の高温泉です。

 

有り余った湯が道路沿いの岩肌から流れているぐらい豊富な湯量ですから源泉かけ流しです。

 

 

折り返しの汽車まで1時間、のんびりと浸かりました。

Dsc_0140

 

ちょうど上の写真の汽車の下の鉄橋の下に見える建物が温泉ですね(笑

 

 

鄙びた駅での途中下車も悪くないですよ。

 

ひっそりと去りゆく老兵

  2010/03/25    鉄道

うみのすけですヽ(´∀`)ノ .:。+゜。

 

なぜか今年は花粉症の症状が軽めでございます。普段からおこないがイイからに違いない!(*゜▽゜)*。_。)*゜▽゜)*。_。)ウンウン

 

 

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先日のJRダイヤ改正ではTVなどで改正で消える寝台特急や急行が話題になってましたが、その陰でひっそりと消えていった車両も・・

 

 

大糸線のキハ52型気動車です。

Dsc_0130_2

 

この気動車は簡単にいえば勾配がたくさんある山用のローカル線気動車だったのですが、この改正でJR西日本に残っていた3両がついに引退となりました。

 

この気動車達はいずれも昭和40年、41年製造ですから約40年以上も働いてきたことになります。

 

 

 

北陸に行ったついでにチョットだけ乗ってみました。

 

 

最近の電車の運転台と比べるといかにもアナログな運転台です。

Dsc_0121_2

 

 

この気動車とともにこの気動車のネグラの糸魚川駅の大正元年製造のレンガ車庫も北陸新幹線工事のため取り壊されるそうです。

Dsc_0113

歴史的建造物なので一部保存の動きが自治体ではあるようですがどうなることか。。

 

 

Dsc_0192_2_2

さて、次回はこの大糸線の途中駅で降りて行った温泉の話です(笑

 

またまた温泉ですよ。

すいませんロクな観光紹介もしないで・・

その前にこのブログに定番な観光紹介なぞ期待しちゃいないか(笑

 

 

湯けむり紀行10 (北陸有数の歓楽街温泉も今は昔?)

  2010/03/16    温泉

うみのすけですm(__)m

 

あっと言う間に3月も中盤ですね・・・繁忙期も終盤戦です。

 

といっても私の仕事はこれからが忙しいのですが。。。(T_T)

 

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今回は日本海に近い柴山潟の湖畔にある片山津温泉に向かいます。

 

加賀温泉駅からタクシーで約10分。路線バスは走ってません(T_T)

 

加賀周遊バスというのは走ってますが駅からだと大きく回り道をして行くのでタクシーの方が時間的には早いです。

 

 

片山津温泉は加賀温泉郷の中では最も歴史は浅く、1653年に前田利明が柴山潟の湖面に水鳥が群れているのを見て、湖中に源泉を発見したと言われています。

 

明治に入ってようやく潟の一部を埋め立てて源泉を確保し温泉街として発展したそうです。

 

かつては大歓楽街を誇った温泉も今は活気がない感じです

 

Dsc_0094 柴山潟と噴水

 

 

さっそく共同湯の総湯に入ることに。

 

Dsc_0087

 

ここには1Fの一般浴場と2Fの高等浴場があります。

 

違いは?2Fはシャンプーやボディソープなどがあるぐらい?

 

 

いやいや。実は2Fは源泉かけ流しなのです。

 

1Fは一部循環になってます。

 

 

もちろん高等浴場をチョイス。

 

Dsc_0091_2

 

こじんまりとした湯船からは湯がコンコンとあふれております。

 

飲湯もできますので飲んでみると・・・

 

 

「しょっぱい!」・・・けっこうな塩味です。

 

 

泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で泉温は72度、Phは7.4ですので中性高温泉です。

 

高等浴室は客は私だけで貸切状態ですのでのんびり。

 

 

 

温泉を出て帰りは加賀周遊バス(CUN・BUS)で帰ります。

 

ちなみに加賀周遊バスというのは加賀温泉駅を中心に加賀の各所の観光地を巡る周遊バスです。

 

帰りのBUSは駅まで直行で10分。ちなみに1回乗るだけでも1日券1,000円になります。

 

観光地巡りとセットにして行動した方がオトクな感じですね。

 

 

今回は加賀温泉郷の2つの湯を楽しみましたが機会があれば残りの2つの温泉も行ってみたいですね?

 

 

湯けむり紀行9(北陸屈指の古湯を楽しむ)

  2010/03/09    温泉

うみのすけですヾ(。・ω・)ノ゚

 

お出かけにはいい季節になってきました(^o^)/

 

私も春の風に誘われてフラフラ・・・出かけたいですね(^^ゞ

 

 

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いよいよ温泉のお話です。

 

 

ローカル線を高岡で乗り換えて特急で一気に北陸路を駆け抜け加賀温泉駅まで移動。

 

「加賀温泉駅」と言っても実は「加賀温泉」自体はなく、「山代」「山中」「粟津」「片山津」の4つの温泉の合わさった「加賀温泉郷」の玄関口になってます。

 

今回はそのうちの1つ「山代温泉」に向かいます。

 

 

山代温泉の歴史は古く、開湯は約1300年前。奈良時代に行基によって発見されたといわれています。

 

この湯も多くの古湯と同じく文人墨客も訪れ、特に与謝野晶子や北大路魯山人などが愛したようです。

 

中でも北大路魯山人はこの地の須田菁華の窯元で陶芸を学んだそうです。

 

 

この地は九谷焼のふるさとでもあり温泉周辺には窯元や窯跡などたくさんの久谷焼関係の観光地がありますので陶芸が好きな方にはおすすめです。

 

さっそく駅からバスで揺られて約10分。昨年の9月にリニューアルしたばかりの山代温泉の中心にある「総湯」に浸かります。

 

Dsc_0080

 

ちなみに共同浴場です。

 

 

お湯は無色透明なナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉で泉温は63度で源泉を加水しないで流していますが、残念ながら一部循環のようです。

 

Phは7.8の弱アルカリ性高温泉です。

 

 

浴室内は広くとても綺麗で明るく気持ちがイイです。さすが九谷焼のふるさと。

壁面には地元久谷焼作家の九谷焼タイルが貼られていました。

 

 

 

風呂から出たらまずビール・・・ではなく温泉たまご。

 

源泉に約6時間?漬けるそうです。

Dsc_0083

コレはかなり美味です。総湯と隣接した売店で売ってます。

 

 

ぶらぶらと街歩きした後はバスで駅に戻り、加賀温泉郷のさらに別の温泉へ!

 

その話はまた次回。。

 

 

城端線を旅する

  2010/03/05    鉄道

うみのすけです(^○^)/

 

そろそろ目がショボショ鼻がムズムズ・・・☆≡(>。<)くしゅんっ!

 

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北陸旅行の続きです。

 

 

高岡から内陸に向かう「城端(じょうはな)線」というローカル線に乗ってみました。

 

高校の地理の教科書にも出てくる「散居村」で有名な砺波平野をノンビリ走るローカル線です。

 

だいたい家がまとまって集落を形成するのが普通ですが「散居村」は田んぼなどの耕地の中に家がポツンとあり,そうゆう家が点在する形態です。

 

家の特徴として建物の周りには雪や風などを防ぐために屋敷森(カイニョっていいます)があるのが特徴です。

汽車からもポツポツと屋敷森に囲まれた家をみることができますヨ。

 

 

高岡から約1時間で終点の城端に到着。

Dsc_0068_2

 

駅で降りてプラプラ雨の中を街歩きします。

 

 

しばらく歩くと大きな寺が・・

Dsc_0059

 

由緒正しきお寺っぽいです。善徳寺というらしいです。

の周りには古い街並みが多数あり小京都といった感じです。

 

 

ちなみに城端からは世界遺産の合掌造りで有名な白川郷・五箇山へのバスも出ています。

 

ただ・・バス停で時刻を見たら1日4本しかないですのでお気をつけください(T_T)

 

 

 

城端から今度は砺波平野の中心の「砺波」まで移動。

 

砺波は「散居村」だけでなく「チューリップ」の栽培でも有名な地域です。

 

街の排水溝にも

 

Dsc_0070

 

チューリップの絵のタイルが埋め込まれています。

 

市内にはチューリップ公園などの観光スポットもあるので今の時期は楽しめるんじゃないでしょうか・・

 

 

 

ローカル線をプラプラした後は待望の温泉に行くことにしましょ

 

ということで次回は久々に温泉のお話です。

 

 

 

 

さらば500系のぞみ

  2010/03/01    鉄道

うみのすけです?(⌒∇⌒(⌒∇⌒(⌒∇⌒)⌒∇⌒)⌒∇⌒)/

 

寒かったり暖かかったりで体調をくずさないようにしましょ?

 

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前回の続きの北陸のお話をしようと思いましたがそれは次回に・・

 

 

ニュースなどでも取り上げられてましたが、今回は

2月28日をもって東海道新幹線から引退した500系の話にしましょう。

 

 

500系は1997年に山陽新幹線の速達化のために導入された車両で、鋭く尖った先頭形状、円筒型のチューブのようなボディなど今までの新幹線のイメージを払拭した人気のある車両でした。

Dsc_0487_2

 

山陽新幹線内では世界最高速の時速300?で運転するというのも魅力の一つでしたね。

 

ちなみに昔は車内では時速300?に達すると電光掲示板にテロップが流れたり車掌さんが放送したりしてました。

 

 

実際に車両に携わる人にとっては従来の300系や700系と定員数が違ったり、先頭車の出口がなかったり等々違うところが色々あり苦労があったようです。

 

個人的にはグリーン車の落ち着いた間接照明やヘッドレストなど設備的にはとても好きな車両でしたが、なにぶん天井が低く圧迫感を若干感じましたね。

 

Dsc_0447_2

 

今後500系は山陽新幹線で8両編成として組みなおされ「こだま」として使われます。

 

もう東京に来ることもなく、富士山や浜名湖も見ることはありません。

 

私には数々の思い出がある500系。大雪で遅れたこともありました。普段500系が停まらない熱海に緊急停車したこともありました。停電でトンネルの中で停まったこともありました。過酷な運用で異常音を出してたこともありました。

 

 

最終日はお別れに最後の勇姿でも見に行こうかと思いましたが・・あいにくの雨 と寒さであっさりと断念(笑

 

8両編成になっちゃいますがまだ山陽新幹線では走るので機会があれば乗ってみようかと思います。

 

Dsc_0520_2東京駅に500系が2本並ぶ珍しいシーン