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紫陽花見物と人知れずたたずむ巨大遺構 1
2011/06/14 まち歩き
このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
ごぶさたしておりますm(__)m
うみのすけです
約1か月ぶりのごぶさたでした(^^ゞ
ジメジメした天気が続きますが、せめて気分は晴れやかにいきたいものですね
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最近なぜだかTVで見たり誰かが行っただの耳にしたり機会が多い「鎌倉」
ブームなのでしょうか?(笑
梅雨といえば紫陽花。紫陽花といえば「あじさい寺」として有名な「明月院」ということでブームらしい?鎌倉までふらっと出かけてきました。
まあこんな時期ですから「明月院」は混雑しているでしょうから閉門間際に行くことにして・・
うみのすけが普通に鎌倉観光なんかするはずもなく・・
もうひとつ?いや真の目的?でもある「切通」の見物に
鎌倉は三方を山に囲まれ一方は海に面する天然の要塞。
「切通」とはそんな鎌倉に出入りするのも一苦労なため山を切り開き通した道のことで、交通の要路だけでなく防衛の面でも重要な地点だったことがうかがえます。
鎌倉七口と呼ばれる外部と鎌倉を繋ぐ7つの切通が有名ですが、今回は鎌倉七口ではなく別の切通に行きます。
鎌倉の内にも切通はいくつか存在しそれらはいわゆる連絡路のようなものでしょうかね
今回は鎌倉の内部にあって観光地化されてない「釈迦堂口切通」に向かいます。
「釈迦堂口切通」は浄明寺地区、杉本寺(杉本城)と大町地区、名越方面を結ぶ要路であったと思われます。
「杉本観音」のバス停を降り歩くこと約15分ぐらい・・
静かな住宅街を抜けると舗装道路が終わり未舗装の鬱蒼とした山の中の道へ
もちろん観光客など一人もいません(笑
これが鎌倉市内?と思わせるほど静かで昼間なのにかなり薄暗い道です
うぐいすの声が山に響き渡ります
しばらく歩くと通行禁止のフェンス。
ちなみにこちらの「釈迦堂口の切通」は崖の崩落、落石のため通行禁止になってますが柵のすぐ先が切通になってますので柵越しでも見ることができます
切通というか見事な巨大な石の洞門(トンネル)です
切通の前にたたずむと圧倒されそうなほどの迫力
鎌倉時代に掘られたとすれば推定800年以上も経つと考えると感慨深いです
雨上がりでしみ出た水が音をを立て流れしっとりとした雰囲気を出してます
確かに今にも崩落してもおかしくない感じです・・・
人知れずたたずむこの切通も整備の予定も未定のようで・・
整備すれば昔を留める様子は壊れるしそのままでは危険だし難しいところです
静かな歴史の息吹を感じた後は喧騒の街中へ
明月院の話はまた次回のお楽しみということで・・