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「 月別アーカイブ:2012年03月 」 一覧

梅の芳香に誘われて

  2012/03/27    おでかけ

このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

うみのすけです(^o^)/

 

 

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高知では桜も開花しているようですが、都内ではやっと梅が見頃な感じです。例年より遅めですね

 

 

 

 

私も春を感じるべく、先日天気が良かったので梅の名所水戸の「偕楽園」にお出かけしてきました。

 

 

 

水戸へは上野から特急に乗れば1時間ちょっとで到着します。

 

 

 

梅まつりの期間はこの偕楽園に隣接した偕楽園臨時駅に特急や各駅停車が停車するので便利です。

 

この臨時駅は梅まつりのシーズンの土日しか停車しませんので下車するのはちょっとレアです(笑)

 

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駅に降りれば梅まつりの綺麗なお姉さんがお出迎えで気分も上々(笑)

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駅を降りて数分歩けば偕楽園の東門に到着です。

 

 

偕楽園は日本三名園の一つ(あとの2つは金沢の兼六園と岡山の後楽園です)で1842年に水戸藩9代藩主の徳川斉昭によって造園されたそうです。

 

徳川斉昭は徳川最後の将軍15代慶喜の父としても有名な人ですね。

 

 

 

偕楽園は約13haに約100種3000本もの梅が植えられていて皆さまもご存じなように梅の名所でもあります。

 

 

 

入園料はなんと無料!

 

300円?500円ぐらい取っても誰も文句は言わなそうですが。。良心的。

 

 

私が行った日はまだ7分咲きということでしたが見ごろが例年より2週間くらい遅い感じです

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梅の種類はいまいち良くわかりませんが・・・(^^ゞ

 

とりあえず梅の花とパンフレットを見つつ「なるほど?」と観梅

 

 

どうやら「月影」「江南所無」「白難波」「虎の尾」「柳川枝垂」「烈公梅」という6種が「水戸の6名木」らしいので園内で探すことに(笑)

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「月影」

 

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「虎の尾」

 

 

 

木に名前が書いてあればわかるんですが。。どれも似ていて難しい

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残念ながら「梅まつり」は3月いっぱいで終了。

 

臨時駅への停車も終わってしまいましたが4月の初旬ぐらいまでは楽しめそうです

 

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おまけ

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咲き誇る梅林を見て快走する新型特急E657系

 

寝台特急日本海の旅 2

  2012/03/21    鉄道

このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

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前回の続きです。

 

そういえば、この「日本海」号も先日のダイヤ改正時のニュースで報道されてましたね。。。。

 

 

 

目が覚めると外はあいにくの雨。車窓から見える風景はまだ真っ暗。

 

時刻は5:00過ぎです。北陸新幹線の工事が進む富山を過ぎると外もだいぶ明るくなってきます。

 

 

金沢を過ぎ6:30頃に車掌さんから「おはよう放送」があり車内が活気づきます。

 

列車は数分遅れているようですが問題なさそうです。

 

 

 

加賀温泉を過ぎると車内販売が回ってきました。

 

列車の1番後ろのA寝台から販売です。

 

 

さっそく私も車内限定の「ありがとう日本海ますのすし」とお茶を購入。

 

この「ますのすし」には特典として「日本海」号のポストカードが付いてきます

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中身はなんのことはない富山の有名な駅弁「ますのすし」の小箱です。

 

 

 

洗面と身支度をして寝台を片づけます。

 

 

このA寝台車は昔は作業員さんが乗り込んで寝台解体と座席にセットをしてくれたのですが、現在では寝台のまま終着駅まで行くため変形をすることはありません。

 

人件費削減省力化ですね。

 

 

せっかくですから自分で寝台解体、座席変更をしてみます。

 

寝台解体は明確に禁止されているわけではありませんが指を挟んだりする危険もあるのであまり好ましくないようですので。。。自己責任で・・コッソリ・・

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隣の寝台では堂々と解体し某TV局の方が取材をしてましたので車掌さんも暗黙の了解のようです。

 

 

途中駅の敦賀に到着。

 

 

ここでは19分も停まります。

 

 

その間に後続の特急「しらさぎ」と「サンダーバード」に抜かれます。。

 

「しらさぎ」は金沢をこの「日本海」より25分遅く、「サンダーバード」は富山を53分遅く出発してます。

 

 

機関車に牽かれた旧式の客車特急と最新電車の特急の速度の差なのでしょうが特急が特急に抜かれるという珍しいですが屈辱的な風景です。

 

特急料金は同じなのに・・

 

 

 

実はこの長時間停車の本来の理由は機関車の交換にあります。

 

 

青い客車を牽引してきた機関車はここ敦賀がお家なので仕事を終えて帰るのです。

 

機関車は敦賀→大阪(夕方発)→(翌朝着)青森(夜出発)→(朝)敦賀という3日間のお仕事になってます。

 

 

これから大阪までお世話になる機関車が近づきます。

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敦賀を出た列車は日本でも数少ないループ線(勾配緩和のためにぐるっと円を描いて山を登る線路)を通って長いトンネルを抜け琵琶湖のほとりへ

 

 

途中、近江舞子駅で停車。ドアは開きませんがまた特急の通過待ちです。

 

 

ここでは金沢を約1時間後に出た「サンダーバード」に道を譲ります。。。

 

「早く到着したい人は乗り換えてしてね」ということですね

 

 

 

車窓に住宅街が増えてくるとまもなく京都です。

 

 

そしてようやく15時間1023.4?の旅の終点大阪に到着

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旅人たちの余韻を残し10分後には回送列車は静かに雑踏の大阪駅を離れていきました。

 

寝台特急日本海の旅 1

  2012/03/14    鉄道

このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

あの地震から早くも1年たちましたね。

 

「助け合い」と言いながら津波の瓦礫の受入れは拒否する自治体や住民たちとか・・

 

何か悲しい気持ちになりますが・・

 

自分たちができることをして一日も早い復興を助けたいものです

 

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今回は青森から大阪までを日本海に沿って1023?もの長距離を走行する寝台特急「日本海」号に乗車してきました。

 

 

この日本海に沿った路線は日本海縦貫線とも呼ばれ近畿圏から東北、北海道への物流の重要な路線です。北前船の鉄道版といったとこでしょうか・・

 

 

そんな重要な路線を通して走る「日本海」も利用客の減少、車体の老朽化からこの春で定期運転は廃止され臨時列車に格下げになります。

 

 

 

夜の帳がおりた19時過ぎ、ブルーの客車が雪がたくさん残る青森駅のホームに入線してきます。

 

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廃止報道以降は列車はほぼ満席で3月は団体予約も多数入っていることから客車を増結

 

 

機関車と電源車を含む堂々の12両編成です。

 

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さて私が本日利用したのはA寝台。

 

 

この編成には1両しか連結のない上級寝台です。

 

残りはB寝台車。まあB寝台が普通車とA寝台がグリーン車という感じですね

 

 

この列車に連結されているA寝台車はプルマン式と呼ばれる2段式寝台車で中央に通路を配置し線路に平行に寝台を配置する車両です

 

個室があたりまえの現在では少し時代遅れなカーテン1枚で仕切られた開放式寝台です

 

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今回は下段を確保することができました。

 

下段は居住性もそこそこで大きな窓を独り占めできるのが魅力です

 

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綺麗にセットされた寝具もA寝台独特のものです

 

 

 

参考までにB寝台車は片側に通路があるタイプで枕木と平行に寝台を配置するものです

 

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列車は定刻19:31分に青森を出発。

 

 

すぐに車掌さんから本日の列車の両数、A寝台、B寝台の案内、喫煙車と喫煙場所の案内、トイレ洗面台など車両の設備の案内、車内販売は明朝まで無い案内などがされます。

 

次の停車駅の新青森を出ると停車駅と到着時刻の案内が入ります

 

弘前、大鰐温泉、大館、鷹ノ巣、東能代、秋田、羽後本荘、酒田、鶴岡、新津、直江津、糸魚川、魚津、富山、高岡、金沢、加賀温泉、福井、敦賀、京都、新大阪と停車、終点大阪には明朝10:27分到着します

 

1023.4?、15時間もの旅です。

 

 

 

 

この列車は寝台列車ですが秋田までは指定席特急券だけで6号車に乗車することができます。

 

通称「ヒルネ」と言われるもので秋田までの最終の特急も兼ねています。

 

無駄に特急をもう1本走らせるより効率的なのでしょう。

 

 

 

車内を軽く探訪すると・・団体さんが乗っているところはかなり騒がしく宴会が行われていましたが、我がA寝台の車両は皆様カーテンを閉めて静かなものです。

 

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昔の特急には当たり前に付いていた冷水器も現役稼働中。懐かしいです

 

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東能代を出ると放送を明朝まで休止する案内がされ通路の電気なども減光されます。

 

 

私も寝台で寝る準備をします。

 

しばらく真っ暗な窓の外を眺めていましたが睡魔に襲われ・・・

 

 

明朝からのお話は次回にしますね

 

 

夜にしかわからない車窓

  2012/03/08    うんちく・小ネタ

このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

うみのすけです(^O^)

花粉症の人にはつらい時期が来ました。がんばりましょう

 

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電車やバスなどに乗っていて車窓を眺めていても外が暗くなると風景が見えなくなってしまいますよね。

 

窓ガラスは反射して鏡のような状態だし、目を凝らしてみても暗い中に家の灯りと街灯が光っているだけだったり・・・

 

 

しかーし、場所によっては夜にしかわからない車窓もあるんです!

 

 

 

夜しかわからない?

 

 

その一つとして東海道新幹線の三河安城?豊橋間に見られる車窓です。

 

 

東海道本線だと蒲郡とか岡崎とかその付近でも見られます。

 

 

 

東京から下っていくと豊橋を過ぎてしばらくすると街の灯りが途切れ田んぼや畑が広がる風景が・・

 

 

 

夜だと真っ暗ですね

 

 

 

そんな中ビニールハウスの中が明るく光っているのがいくつも現れます

 

 

このビニールハウスが夜にしかわからない車窓の正体

 

 

ただのビニールハウスなら夜にわざわざ内部を光らせたりしないですよね?

 

 

実はビニールハウスの中では「菊」の花が栽培されてます

 

聞いたことあるかもしれませんが「電照菊」というやつです

 

 

菊の花の開花は日照時間によって変化します

 

夜に電球などで菊に光をあてることによって菊の開花時期をずらしているんですね

 

これによって菊は年中お花屋さんで見ることができるのです

 

 

電照菊の出荷量は愛知県が全国第1位で、特にこの三河安城?豊橋あたりの安城市や豊橋市、そして渥美半島にある田原市などが有名なんです。

 

 

電照菊は全国で栽培されてますがこんなにたくさんのハウスがあるのは愛知だけ

 

お子様の社会科の勉強にもなりますね?(笑

 

 

昼間には何の変哲もないビニールハウスなんですがねー

 

夜にしかわからないもんってあるもんです。