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湯けむり紀行17 (偶然湧いた庶民の湯)
2012/04/17 温泉
このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
うみのすけです(^o^)
都内の桜もほぼ散って新緑がまぶしいですね
春の風に吹かれてどこかにお出かけしたいな?
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また今回も津軽の温泉を紹介します。
場所は青森駅から各駅停車でわずか3駅13分。新幹線の新青森駅からもたった9分。
鶴ヶ坂という駅で下車して歩くこと数分で到着。
名前がユニークな「たらポッキ温泉」です(笑)
鶴ヶ坂はかつては湯治場としても有名で傷ついた鶴が湯あみしていたとの伝えもある由緒ある温泉でしたが、残念ながら廃れて消え失せてしまいました。
その後、1984年に食品会社が工業用水を得ようと井戸を掘ったらなんと偶然に温泉が湧出。
その湧いた温泉を日帰り施設として開放したものこそがこの「たらポッキ温泉」なのです。
現在の鶴ヶ坂温泉はこの日帰り施設「たらポッキ温泉」だけです。
奇妙な名前の「たらポッキ」・・
実はこの温泉が湧いた食品会社の主力商品のおつまみの名前なんです(笑)
チーズ鱈みたいなものです。
大胆なネーミングではありますがいい宣伝です。
ログハウス風の建物の中に入ると左側にはこの食品会社「三幸食品」の「おつまみ」「珍味」がひっそりと並べられています。(笑)
正面には三幸食品の制服をきたおばちゃんが座ってますので入浴料を支払い浴場へ
時間が夕方ということもあり結構にぎわってます
見た感じは昔の銭湯です・・
7?8人が入れる大きな湯船と2人くらいが入れそうな小さな湯船があり、湯船からガンガンお湯が流れ出ています。
もちろん源泉かけ流し
湯口には飲泉用のコップも用意してあります
湯が新鮮な証拠ですね。
飲んでみると若干しょっぱい感じがします。
お湯はトロっとしたアルカリ独特の「ぬめり」があります。これは女性が喜ぶお肌がツルツル温泉(笑
ナトリウム塩化物 炭酸水素塩泉でPhは8.0、湧出温度44.5℃とのことですので弱アルカリ性の高温泉です。
夏は湯温が熱くなるので若干加水しているようですが今の時期は当然加水なしです。
このトロトロ感は最高ですね?
色は若干緑がかった色ですが無色に近いかな・・・
臭いは無臭です
カランやシャワーからも温泉が出てきます。
壁を見ると上にも書いた鶴ヶ坂温泉の歴史が書かれ、別の壁には岩木山と白鳥の写真があるのも青森らしくていいです。
湯を出てもポカポカしています
畳敷きの休憩所も用意されていてお茶も無料サービス。お茶のお湯も温泉を使っているようです。
地元の方々がTVを見ながらくつろいでいます。
青森からこんなに近いところにこんなすばらしい温泉があるなんて!
私の中ではかなりの上位の温泉です(笑
青森訪問の際はまた立ち寄りたいものです