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数寄屋橋と新橋
2012/07/18 まち歩き
このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
関東も梅雨明けしたみたいですね?
早くも夏バテ気味です(笑)
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東京には数多くの「橋」とつく地名があります。
日本橋、飯田橋、水道橋などなど・・
そこには間違いなく川やお堀があって「橋」が架かっています。
では、銀座の「数寄屋橋」は?
はたまた「新橋」は?
正解は「昔は川があって橋があった」です。
川の名残を求めてフラフラ散歩しました?
有楽町に用事があったので数寄屋橋からスタートします(笑)
今の数寄屋橋は
こんな感じで高速道路の橋が「新数寄屋橋」ですが・・
橋の遺構を探すと。。
ありました。ありました。
ちょうど高速道路の下あたりに昔の写真を撮ったタイルが張ってありました
たしかに川が流れていて「橋」があります
どうやら昭和33年に外堀川という川を埋め立てて高速道路を造ったようです。
外堀川は呉服橋付近から流れ八重洲?数寄屋橋?土橋付近で汐留川という川に合流していて江戸城の外堀の機能をはたしていたようですね。
ちょうど今の高速道路八重洲線が川の跡を走っているそうです。
高速道路に沿って川の跡をたどってみます。
ところどころの交差点の名前に橋の名前が出てきます。
そして。。
こんな遺構も
橋の石標が残ってました。
さらに進むと大きく左に90度曲がります。
ここが「土橋」交差点
ここで「外堀川」は「汐留川」に合流
汐留川は赤坂の溜池あたりから虎ノ門?土橋?新橋?浜離宮の西側を通って海に出る川でした。
当然?汐留川も既に埋め立てられています。
今度は合流した汐留川の跡をたどると。。
「新橋」に到着
名残を探すと。。
こちらもありました
「新橋」の石標
場所的には銀座博品館劇場のところです。
この「新橋」が汐留川にかかっていた東海道の橋です。
日本橋から歩いてきた旅人はこの「新橋」を渡って西へ向かっていったのですね
こうやって川に沿って歩くと銀座という街が川に囲まれていたのだというのがわかります。
海までもう少しなので河口までいってみます(笑)
新橋を過ぎると緩やかに右にカーブを描き汐留の脇を通ります
ついに汐先橋の交差点のところでちょうど浜離宮の角にあたり、水面が現れました
ここは築地川と合流分離する地点だったようです。
築地川も大部分が埋め立てられ跡地は高速道路都心環状線が走ってます。
右側の細い川が汐留川で左に流れるのは築地川です。
築地川に架かる浜離宮への入り口の橋から歩いてきた汐留川方向を見ます
ここまで来ると若干ですが潮のにおいがします。
こちらは海に向かって流れる築地川
汐留川をさらにたどります。
汐留川に架かる橋で唯一現存する橋「中の御門橋」です
浜離宮に入る人道橋です。
川は浜離宮の外側を周りついに隅田川の河口から東京湾へ
隅田川の上流を見ます
そして反対側は
東京も昔は水の都だったんですね
新橋も数寄屋橋も本当に橋があったのだとわかってスッキリしました(笑)