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湯けむり紀行 19  維新の風が吹く西の京

  2012/08/29    未分類

このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

夏の選抜高校野球も終わり、いよいよ秋だな?と思いますがまだまだ暑いですね

 

 

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西の京とも言われる山口市は、南北朝時代の1360年に中国地方の豪族大内氏が京都に模した街づくりを行い栄えた地。

 

 

その山口市の南西部に位置するのが山陽路でも指折りの温泉

 

湯田温泉です。

 

 

湯田の歴史は古く、鎌倉時代の「周防国府文書」には湯田の名前が見られるそうです。

 

 

 

そんな湯田温泉に5月に訪れましたが、足湯だけしか入れなかったためこの夏にリベンジ訪問しました。

 

 

湯田温泉の駅を降りると巨大な白狐の像がお出迎え

Dsc_0349

 

昔、傷ついた白狐が毎晩足を池に付けていて、ある和尚がその池を触ると温かく、掘ってみたところ湯がこんこんと沸き出て薬師如来の金像が出てきた。。という伝説から湯田温泉は白狐がマスコットのようです。

こちらの白狐は「ゆう太」君というらしいです

 

 

湯田は1日に2,000トンもの豊富な湯量が湧出していて足湯も5ヵ所あります。

 

そのうちの1か所が「湯泉舎(ゆのや)」と呼ばれる源泉で、お湯が湧き出る様子が見られる趣向も

 

Dsc_0334  Dsc_0329

 

 

湯が新鮮な証拠の飲泉も出来ます

Dsc_0331_3

お味は。。。何とも言い難いですが、不味くはなく比較的飲みやすいですが鉱物の味がします(笑

 

ただ熱い。コップなども無いので私は手ですくって飲みましたが熱いです。

 

どうやら土産物屋などで100円の「ぐい飲み」を買って飲むらしかったです。

 

 

 

 

このお湯を堪能すべく向かったのが日帰り入浴の「亀乃湯」
Dsc_0326

湯田温泉は規模の割に日帰り入浴施設が少なく、この亀乃湯が公衆浴場になってます。

 

 

 

湯は温泉組合からの配湯72℃と自家源泉の混合ブレンドだそうでPh9.14、加温加水はなく一定量のかけ流し

 

浴槽の湯温が41℃らしいので自家源泉がぬるいのだと思われます

 

無色無臭のアルカリ性単純泉です

 

湯はなかなかいいのですが。。。人が多い割に浴室が狭く窮屈に感じます。ゆったりのんびり感は味わえません

 

 

 

 

本当は亀乃湯の目の前にある松田屋ホテルの「維新の湯」という湯に入りたかったのですが日帰り入浴はないので断念

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この松田屋は幕末に高杉晋作、木戸孝允、西郷隆盛、大久保利通、山県有朋、伊藤博文、大村益次郎、井上馨、坂本龍馬などなどや三条実美などが倒幕、皇政復古の密談をした歴史ある旅館?ホテル?です。

 

 

維新の湯もその名士たちが入浴したといわれる歴史ある湯だったので、ぜひ入浴したかったのですが・・

 

 

今度はゆっくりとこんなホテルに泊まってみたいものです(笑

 

 

 

 

さてさて湯田温泉は維新の名士たちだけでなく詩人の中原中也の出身地としても知られ生家跡は中原中也記念館になってます

Dsc_0343

 

 

また俳人、種田山頭火も住んでいたことがあり、街のいたるところに歌碑がたってます

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上側の写真の句は

 

「ほろほろ酔うて木の葉ふる」

 

 

下側の写真の句碑は

 

「ちんぽこもおそそも湧いてあふれる湯」

 

なんとも言い難いですがなぜか笑ってしまう句です

 

 

なかなか見所の多い湯田温泉でした(^^ゞ