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交流電化の発祥の地へ
2012/10/02 未分類
このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
暑さ寒さも彼岸まで。とはよく言ったもので一雨ごとに涼しくなってきました。
風邪ひかないようにしましょう(^O^)
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さて、電気に「直流」と「交流」があるのは知っているでしょうか?
ご家庭の壁のコンセントは「交流」ですが冷蔵庫やテレビなどの電化製品は内部で「直流」に変換されて動いています。
頭が痛くなる難しい話はさておき(笑
同じように鉄道の電気も「直流」と「交流」があります。
明治以来、鉄道の電気は「直流」でしたが地上設備のコストや送電のコストを抑える目的などから、発電所から送られるそのままの「交流」に移行することが検討されました。
そして1955年に仙山線の宮城県の熊ヶ根駅?陸前落合駅の間で試験的に「交流」の試験が行われることになりました。
今回訪問の作並駅がそのベースとなったので「交流電化発祥の地」の石碑が建てられました。
作並駅は熊ヶ根駅のお隣のお隣の駅です
最初に「交流」の電気機関車が走った熊ヶ根駅はこんな感じ
今は何もないです。。。
作並駅に搬入されたピカピカの交流電気機関車ED44型(ちなみに日立製)が蒸気機関車に引かれてここまでやってきて試運転開始をしたそうです。
1956には作並駅で「交流」と「直流」を駅の構内で切り替える地上切り替え方式の試験も完了して、翌年の9月には仙台駅?作並駅の間で「交流」による営業運転を開始しました。
その後、「交流」での電化は東北、北陸、北海道、九州へと拡大。
そして新幹線へと発展しました。
そんな大きな歴史の一翼を担った作並駅も、いまは山の中にひっそりと建っています