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伊勢うどんはまずいのか?
2013/05/21 おでかけ
うみのすけです。
ゴールデンウィークはどこも混雑していたようですね。
アベノミクスの経済効果?
私のような庶民にはまったく景気の上向きは感じられないのですが。。。(笑)
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伊勢神宮参拝したあとは。。
腹ごしらえ(笑)
宇治橋から五十鈴川に沿って続く石畳の通りが「おはらい町」と呼ばれる鳥居前町。
約800m続く通りの両側には土産物店や飲食店、商家などが立ち並び、その多くは古い街並みになっているのでレトロ感覚で散策できます。
そう、ちょうど鎌倉の「小町通り」を少し広くしたような感じです
郵便局や銀行も古い街並みに似つかわしい造りに
おはらい町のちょうど中程の一区画に「おかげ横丁」と呼ばれる敷地があり、こちらにも土産物店などが軒を連ねています
横丁に入ってすぐ左側に伊勢うどんの店「ふくすけ」があります
こちらにて伊勢名物と言われる「伊勢うどん」を食してみます
噂には伊勢うどんは「史上最低のうどん」とか「まずいうどん1位」などと聞きますがはたして。。。。
お店はけっこう盛況です
天ぷらうどんやとろろ、月見など色々ありますがノーマルな伊勢うどん(大盛り)550円を注文します
窓口で注文すると番号の木札を渡され、注文の品が出来上がると番号が呼ばれ返事をするとおばちゃんが運んでくれます
注文したうどんは
いたってシンプル
麺はかなり太く、たまり醤油を使った黒い「タレ」がかかっています
早速一口。。。
讃岐のうどんとは正反対
コシはまったく無く「ぶよぶよ」、喉ごしなんてありゃしません(笑)
しかし、そもそも「伊勢うどん」というのはそういうものです!
この「ふっくら」「もちもち」感が伊勢うどんです
タレは若干甘くまろやかな感じで見た目ほど塩辛くはないです
ちなみに茹で時間は1時間弱!
もちろん麺は長時間ゆでても崩れないようにきちんと麺の調合が行われているので「茹で過ぎた麺」ではないのです
人それぞれ好みもあるでしょうが個人的には「好きです」
タレに浸かった「うどん風」の団子と思えば全然アリです
でも一般的に「伊勢うどん」がこういったうどんであることを知らずに、普通のうどんと思って食べたらたぶん「何じゃこりゃ?」となるのでしょう
現に店先で食している観光客のなかにも「麺がブヨブヨ?伸びてるんじゃない??」と言っている方がチラホラ。
なんとなく「まずいうどん1位」とか「史上最低のうどん」とかの理由もわかる気がします(笑)
普通のうどんと比べるから誤解されるのでしょう
元々伊勢うどんは膨大な参拝者に手早く提供できるよう常に麺を茹で続け、参拝のため長旅を続けてきた人の体力回復のため消化が良いようにやわらかくなっているそうです。
昔ながらの伝統的なとても利にかなった食べ物であることは確かです。
伊勢うどんを食したあとは散策の続き
おかげ横丁には芝居小屋を模した「おかげ座」と呼ばれる大きな建物が建っており、中にはジオラマや映像などで昔のお伊勢参りの様子などを紹介しています
ここだけは入館料300円がかかります
そして「おはらい町」の真ん中、「おかげ横丁」の前には皆様もよくご存知の伊勢名物「赤福」の本店があります
この本店ではお土産だけでなく中で食べることができます
3個入(番茶付き)で280円
赤福餅の形は五十鈴川のせせらぎをかたどり、餡に付けられた三筋は清流、餡の下の白い餅は川底の小石を表しているそうです
おはらい町を散策して楽しんだあと、うみのすけは新たなる次の目的地に向かうのでした。。