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湯けむり紀行 29 黒田官兵衛も愛した筑紫野の万葉の湯
うみのすけです
都心のプラタナスもだいぶ色付いてきましたね
秋といえば・・食欲の秋?芸術の秋?
みなさんの秋は何の秋でしょう?
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「湯の原に 鳴く芦田鶴は わがごとく 妹に恋ふれや 時わかずなく」
これは大伴旅人が大宰府に赴く途中、福岡の二日市温泉で詠んだ句といわれ万葉集にも収録されている句です。
今回訪問した「二日市温泉」は福岡の中心からも近いのに、歴史も古く約1300年前の奈良時代開湯といわれています。
古くは「吹田の湯」、「薬師温泉」などとも呼ばれていたようです。
黒田官兵衛は二日市に温泉奉行を置き藩主が入浴する「御前湯」を設けたほどだそうです。
ちょっと福岡に行く用事があったので寄ってきました(笑)
博多から快速で15?6分、各駅でも30分弱で最寄りの二日市駅に到着します。
駅前は温泉街の雰囲気などまるでなく完全な福岡市内への通勤圏の駅です(笑)
駅から歩くこと約10分で温泉街に到着
温泉街と言っても大小10軒弱のホテルや旅館が集まった小規模なものですが、またそれも良しです。
二日市には公共浴場が2か所。
「博多湯」という源泉かけ流しの湯と、「御前湯」という市民の憩いの場的な湯があります。
実はわたくしは二日市に何回か訪問してますが、いつも「博多湯」しか入ってなかったのでたまには・・ということで今回は「御前湯」に向かいます。
入浴料200円
安いですね
ちょっとしたスーパー銭湯みたいな感じです。
あまり趣はないかも・・・
夕方だったため浴室内もかなり混んでいました
ほとんど地元の方っぽいお爺さんや年配の方が多かったです
肝心の湯は・・・かけ流しの「博多湯」とは違い循環ですので、まあ塩素臭もあり・・・
ちなみに成分表によれば
Ph7.9で泉温30.8℃
泉温が低いんで加温もしてますね
弱アルカリ性の単純低温泉ということになります
2つの湯を比べて正直な話。。個人的には今回の「御前湯」より「博多湯」のほうが断然良いと思います(笑)
「博多湯」は泉温も高い高温泉ですから加温もしてないはずですし、ほんのりですが硫黄の匂いもしますし・・
個人的見解ですのであしからず
大宰府天満宮見学とセットで、または福岡見物といっしょに訪問されるのもなかなか良いと思いますよ?