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1,000?先の都内観光? 母島観光と都内最南端の郵便局
2016/08/02 おでかけ
うみのすけです
バタバタと忙しく過ごしてるあいだにいつの間にか8月になっちゃいました。。
しかし毎日ジメジメして暑いですね?
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ちょっと間があいちゃいましたが、前回の続きです
硫黄島から父島に戻り宿に宿泊。
夜に海岸を散歩していると・・・
なんとアオウミガメが産卵のため海岸に上がり穴を掘っているところに遭遇しました!
海岸は港から一番近い父島のメインストリートの裏手の大村海岸という海岸です。
昼間はこんな感じのサンゴダストの美しい白砂の海岸です。
かめさんにライトやフラッシュは厳禁なので残念ながら写真はありません。。
懸命に産卵の穴掘りをしてましたが気分がイマイチだったようで産卵せずに海に帰っていきました。
こんな港の近くの、人家がたくさんある街中の海岸でアオウミガメが上がってくるのに驚きです。
さて、翌日は母島に渡ります。
父島から南へ約50?にある小さな島で、東京都で一般人が住む最南端の島です。
父島から「ははじま丸」に乗船
この「ははじま丸」にもバードウォッチングの団体の方々が・・・
ご苦労様です(笑)
約2時間で母島に到着です。
母島は人口450人の小さな島で、世界中で母島しか見られない貴重な特別天然記念物の固有種の鳥 ハハジマメグロが生息する静かな島です。ほかにも貴重なアカガシラカラスバトやオガサワラヒワなどの鳥も生息する島です。
貴重な鳥に出会えるということでバードウオッチャーにも人気なのですね。
商店は農協の売店、漁協の売店、個人商店の3件のみ。。金融機関はJAと郵便局が同じ建物で営業しています。
この郵便局こそ東京都最南端にある郵便局「母島簡易郵便局」です。
しかもこの郵便局は営業時間がかなり短い!
全国の郵便局の多くの営業時間は貯金は9時から16時まで、郵便は9
時から17時までですが、母島では貯金も郵便も14時半までという短さ。
もしかしたら日本の中でも屈指の訪問が困難な郵便局なのです。
郵便局で用事を済ませたら観光をします。
今回はははじま丸の停泊時間に合わせた母島日帰り観光です。9:40着の14:00発なので実質観光できるのは正味2時間半?3時間くらいですね。
2時間半の観光では港周辺をちょこっと観光をするぐらいです。
まずは港の近くにある清見ヶ岡鍾乳洞へ
港にある観光協会に許可を得なくてはいけないので観光協会に申し出ます。
本来は鍵を借りて行くようですが先客がいたようで鍵は開いているとのこと。
見学は無料ですが注意事項確認してヘルメットを貸与してもらいいざ鍾乳洞へ
カルスト地形が広がる小さな鍾乳洞です。あっという間に見学できます。
レンタカーやレンタバイクを借りればもっと色々まわれたのですが・・予約しなかったので専ら徒歩移動です(笑)
島にはタクシーやバスなど公共交通などはありません!
どこかに行きたいけど遠い。。という場合は「有償運送」という制度があります。
簡単に言うと、島で車を持っている島民が人数や距離に応じてお金を少々頂いて送迎してくれる制度です。
まあ島も小さいし、そんなに観光客も来ないし有償運送で十分なんでしょう
時間的に遠くも行けないので観光協会で教えてもらった太平洋戦争の戦跡などを軽く見て、食事をして近くの砂浜に行くことにします。
森の中の弾薬庫跡らしいです
小笠原名物の「島寿司」
サワラをヅケにして甘めのシャリで握りにしてワサビの代わりにカラシで食べます
ロース記念館
ロース石で作られた記念館です。
ロース石とは明治2年ごろ母島に定住し開拓に貢献したドイツ人ロルフスが発見した凝灰岩質の石材で、耐火性に優れ加工もしやすいので、かまどや流し台、砂糖保存庫などに使用されたそうです。
そんなロース石のことや母島のことがわかる郷土資料館です。
脇浜なぎさ公園
集落や港に近い砂浜です。
なんと・・こんな浅い砂浜にサメの一種の「ネムリブカ」が泳いでます。。
しかも多数。。。
この砂浜はネムリブカの繁殖地になっているようでたくさん集まってくるようです。攻撃性は低いサメのようですが・・
ちょっと怖いですね
海水浴シーズンにはいなくなるようですが・・
日帰りじゃなければもう少し見て回れたのですが。。残念ながらタイムリミットです。
帰りのははじま丸はガラガラです
バードウォッチャーの団体さまは母島泊のようです。
港には母島の島民の方々が船のお見送りに結構いらっしゃってました
観光協会の方は太鼓を叩いてお見送りです。
離れ行く母島を見ながら船のデッキでのんびりしていると・・・
カツオドリが船といっしょについてきます。
しかも近い!
携帯電話でも写真が撮れちゃう距離です。
カツオドリは船が通って驚いて飛び上がったトビウオを狙っているようです。
たまに魚を狙って急降下して海に飛び込んでいました
ははじま丸はカツオドリを御供に父島へ向かうのでした。。。