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現役最古の鉄道可動橋を見る

  2017/07/12    おでかけ

うみのすけです。

暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

日中に天気がいい日ほど急な夕立に注意ですよ

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突然ですが・・可動橋って聞いたことありますか?

橋梁の一種ですが川や運河を船が通過するとき、橋が邪魔で船が通れないので橋が跳ね上がったり、回転したりして船を通過させ、通過したら元に戻って車や人が橋を通行できるようになる橋のことです。

 

世界でも有名なのはロンドンにあるタワーブリッジなどですかね

日本では今はあまり見られませんが大きな橋では隅田川にかかる「勝鬨橋」が有名です。ちなみに現在は「勝鬨橋」が跳ね上がることはありません。

 

道路の可動橋は今でも日本各地にありますが、鉄道の可動橋で現役なのは日本でただ1か所。

三重県の四日市市にある「末広橋梁」が現役唯一の最古の鉄道可動橋です。

末広橋梁は橋が跳ね上がる跳開式という橋の種類です。

昭和6年製ですので86歳です。

 

可動橋としては初の国の重要文化財に指定されています。さらに経済産業省が認定する近代化産業遺産にも認定され、そして日本機械学会が指定する機械遺産にも認定されているとても貴重な橋梁なのです!

 

先日、名古屋に行ったので四日市まで足を延ばして見学してきました!

名古屋から四日市までJRでも近鉄電車でも約1時間ぐらいです。

 

 

この可動橋は四日市駅から臨港部に伸びる貨物線の引き込み線です。

貨物列車は1日数回来ます

同じ三重県のいなべ市にある太平洋セメントの藤原鉱山からセメントを四日市の工場まで貨車で運び、そこから各地に出荷しています。

 

普段は橋は上がってます。

 

 

 

列車通過時刻が近づくと職員が現れ、橋が下ろされます

 

そしてセメント貨物列車が通過

 

長い。。20両ぐらい繋いでます

 

橋を渡った先の引き上げ線で貨物列車をJRから太平洋セメントに引継ぎをします。

そして貨車は出荷センターの工場へ

ここまで引っ張ってきた機関車は逆に前の便でやってきて中身が空っぽになった貨車を引き継いで帰ります

また橋を渡ります

ゴトゴト

 

列車が通り過ぎてしばらくするとまた職員さんが来て、橋が上がって。。。終了です。

 

さてさて、橋を見学した後は

四日市名物のトンテキを食します(笑)

「トンテキ」は豚肉のステーキのことですね。黒っぽいソースのソテーです

今回は来来憲の曙店さんのランチBトンテキを食べました

肉厚ですがやわらかくおいしい!

満足満足(笑)