「 温泉 」 一覧
湯けむり紀行 31 小説の舞台にもなった金沢の奥座敷
2019/01/01 温泉
こんにちは
うみのすけです
新年あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
平成最後のお正月ですね。のんびりされてますでしょうか?
今年は災害のない年になればいいですね!
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年明け1発目は温泉から
加賀百万石の金沢周辺には多くの古湯が存在します。
和倉温泉や加賀温泉郷など有名な温泉も多いですが、実は小さい温泉地ながらも歴史ある湯が存在します。
今回ご紹介する温泉はそんな歴史ある小さな温泉です。
金沢の隣の隣、能美市にある辰口温泉という温泉です。
金沢から車で約40分
電車なら金沢から約15分の松任駅から車で20分。
公共交通機関のみで行くなら金沢から電車で能美根上駅という駅まで行きコミュニティバスか小松駅からバスです。
辰口温泉は開湯1400年の歴史ある湯で、明治の文豪で金沢生まれの泉鏡花も幼少の頃からたびたび訪れ、小説「海の鳴る時」にも登場します。
温泉街・・というようなものもなくひっそりと大きな旅館が3軒ほど建つのみの本当に小さい温泉です。
私は今回コミュニティバスで訪問しました。コミュニティバスは遠回りをしてこまめに地元の街を回るので駅から温泉まで1時間です。
温泉のことをバスの運転手さんや乗客の地元のおばあちゃんに伺うと、とても地域の方に愛されて大切にされている温泉だと感じました。ただ・・観光客がバスで行くなんてことはめったに無いらしくかなり珍しがられました(笑)
外湯もあるようで、最近できた「総湯 里山の湯」という立派な日帰り入浴施設があり、なかなか良さそうな感じでしたが。。
バスの中で知り合ったおばあちゃんから「里山の湯は高いから違うところに行く」というのでおばあちゃんについて行ってみました(笑)
そんな施設は事前調べではあがってこなかったんですが・・
バスが終点の辰口福祉会館に到着すると・・まさにその会館が温泉施設とのこと!
外観からは全くわからず表記もなし。
会館の中に入っていくと申し訳程度の看板が・・
料金はなんと200円。地元の方は100円です。
里山の湯が510円だから確かに安い!
さっそく入ってみました。
シャンプーやボディソープなどの備え付けはないもののすごく綺麗な温泉です。
肝心のお湯は無色透明。匂いもなし。
残念ながら湯量の関係で循環ろ過、消毒あり、加温加水ありですが、塩素臭も全然感じず非常に心地のいい湯です。
湧出温度は38度、PHは7.6ということでしたので「弱アルカリ性」の「温泉」です。
泉質はナトリウムー硫酸塩泉・塩化物泉です。
泉温が低めなのでやはり加温が必要なのですね。
とても快適で長湯をしてしまいました(‘◇’)ゞ
あまり歴史をかんじたり。。というのは無かったですがとても良い湯でした。
余談ですが。。。温泉を出た後バスで知り合ったおばあちゃんとラーメンを食べにご一緒させていただいて帰りも一緒のバスでかえりました(笑)
暖かい地元の方とのふれあいも楽しいですね
湯けむり紀行 30 良質な湯が湧く首相も愛する河畔の古湯
2016/12/31 温泉
うみのすけです
だいぶ間があいてしまいました。。。
もう年末ですね
時が過ぎるのが早すぎます
皆さま良いお年を!
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先日、日露首脳会談が開催されたのはまだ記憶に新しいところです。
その初日は安倍総理の故郷でもある山口県長門市の温泉で開催されました。
ロシアのプーチン大統領をお迎えした温泉こそ、今回紹介の「長門湯本温泉」です。
長門湯本温泉は室町時代の応永年間に曹洞宗の大寧寺の住職によって発見され寺湯としてはじまりましたが、元禄年間には長州藩主毛利吉広がここで湯治をしたという記録が残っている由緒ある古湯です。
その後江戸の中期には2か所の湯坪(風呂)の存在が確認されており、それが現在の外湯「恩湯」と「礼湯」だそうです。
首脳会談が行われたのは「大谷山荘」という明治14年創業の天皇皇后両陛下もご宿泊されたことのある老舗旅館です。
長門湯本温泉は音信(おとずれ)川の河畔に広がる温泉地ですが、「大谷山荘」から音信川を少し下流に下ったところにあるのが、今回行った外湯「恩湯」(おんとう)です。
寺院がまえの赤い石州瓦をふいたたたずまいが懐かしくもありまた良いです。
「恩湯」の男湯は源泉かけ流し!加温も加水もなし。女湯もかけ流しですが若干加温しているようです。
男湯のまさに浴槽の下付近に源泉があるとかだから男湯は加温なしらしいです。
PH9.9で泉温38.8度のアルカリ性の単純泉です。
無色透明でとてもやわらかい感じのやさしい湯です。
非常に癒されます。
しかも公衆浴場なので料金200円!
参考までに「大谷山荘」も日帰り入浴ありです。お値段2,000円です。。。。
選択肢はそれぞれですね
駅からも徒歩10分程度で近いですが「長門湯本駅」はローカル線の美祢線という路線の駅で日中は2時間に1本ぐらいしか汽車はきません(笑)
新幹線の「新山口駅」から無料送迎バスが出てたりするのでそちらのほうが数段便利ですね。
山口宇部空港からは車で60分ぐらいらしいです。
ちょっと行った日本海側の仙崎は有名な金子みすゞの生誕地で記念館があったり、「烏賊」や「河豚」なども美味しいです。
温泉以外でもなかなか楽しめると思いますよ。
湯けむり紀行 29 黒田官兵衛も愛した筑紫野の万葉の湯
うみのすけです
都心のプラタナスもだいぶ色付いてきましたね
秋といえば・・食欲の秋?芸術の秋?
みなさんの秋は何の秋でしょう?
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「湯の原に 鳴く芦田鶴は わがごとく 妹に恋ふれや 時わかずなく」
これは大伴旅人が大宰府に赴く途中、福岡の二日市温泉で詠んだ句といわれ万葉集にも収録されている句です。
今回訪問した「二日市温泉」は福岡の中心からも近いのに、歴史も古く約1300年前の奈良時代開湯といわれています。
古くは「吹田の湯」、「薬師温泉」などとも呼ばれていたようです。
黒田官兵衛は二日市に温泉奉行を置き藩主が入浴する「御前湯」を設けたほどだそうです。
ちょっと福岡に行く用事があったので寄ってきました(笑)
博多から快速で15?6分、各駅でも30分弱で最寄りの二日市駅に到着します。
駅前は温泉街の雰囲気などまるでなく完全な福岡市内への通勤圏の駅です(笑)
駅から歩くこと約10分で温泉街に到着
温泉街と言っても大小10軒弱のホテルや旅館が集まった小規模なものですが、またそれも良しです。
二日市には公共浴場が2か所。
「博多湯」という源泉かけ流しの湯と、「御前湯」という市民の憩いの場的な湯があります。
実はわたくしは二日市に何回か訪問してますが、いつも「博多湯」しか入ってなかったのでたまには・・ということで今回は「御前湯」に向かいます。
入浴料200円
安いですね
ちょっとしたスーパー銭湯みたいな感じです。
あまり趣はないかも・・・
夕方だったため浴室内もかなり混んでいました
ほとんど地元の方っぽいお爺さんや年配の方が多かったです
肝心の湯は・・・かけ流しの「博多湯」とは違い循環ですので、まあ塩素臭もあり・・・
ちなみに成分表によれば
Ph7.9で泉温30.8℃
泉温が低いんで加温もしてますね
弱アルカリ性の単純低温泉ということになります
2つの湯を比べて正直な話。。個人的には今回の「御前湯」より「博多湯」のほうが断然良いと思います(笑)
「博多湯」は泉温も高い高温泉ですから加温もしてないはずですし、ほんのりですが硫黄の匂いもしますし・・
個人的見解ですのであしからず
大宰府天満宮見学とセットで、または福岡見物といっしょに訪問されるのもなかなか良いと思いますよ?
湯けむり紀行 28 天然秋田杉の美林の峠に湧く温泉
うみのすけです
蝉の声も静かになって風も秋を感じさせます。。
夏の終わりって何か物悲しいですね
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日本の三大美林の1つに天然秋田杉があります。
余談ですが。。三大美林のあと2つは「青森ヒバ」と「木曽ヒノキ」です
秋田杉は木目も美しく、伸縮が少なく、耐久性も高いので木材としての利用価値が高いそうです。
そんな秋田杉の産地に「矢立峠」というところがあります。
秋田と青森の県境にある峠で歴史も古い峠です。
今回はその「矢立峠」の温泉を訪れてみました(^o^)/
矢立峠周辺には温泉も多かったのですが軒並み「廃業」や「休業」で・・・ 最後に?残った「大館矢立ハイツ」に行きました。
大館矢立ハイツは道の駅も兼ね備えた温泉施設で宿泊もできます。
しかしながら。。交通アクセスがすこぶる悪い(笑)
大館駅から矢立ハイツの最寄駅の陣場駅を通り矢立ハイツに行くバスは1日3便しかありません(笑)
ちなみに最寄駅の陣場駅からは山道の国道を約4?です。。
まあ宿泊客や日帰り入浴客なら陣場駅からは1人でも送迎してくれるそうですからなんとか。。。(笑)
さて、建物に入りカウンターで入浴料350円を払いエレベーターにのって上へ
湯は天然かけ流しの温泉です。
鉄分が濃い温泉の特徴でもある金色?錆色?の湯です。
ちょっと舐めるとしょっぱくて錆の味がします
ナトリウム・カルシウム塩化物泉で源泉温度は47.6℃ Ph6.1ですからかなり酸性に近い中性の高温泉ということになります。
夏ということもあり加水してはいるようですが循環や消毒は無しです。
露天風呂はとても気分がイイですね?
風がとても気持ちいいです
美しい秋田杉を眺めて入る温泉は極上でした
湯けむり紀行 27 神話が息づく山懐の泥湯温泉
うみのすけです
一応生存してます(笑)
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硫黄の湯 山のいはほの窪に湧き 熱気の中にうぐひすぞ啼く
与謝野晶子が九州鹿児島の霧島温泉を訪ねた時に詠んだ歌で歌集「霧嶋の歌」のなかに収められています
今回ご紹介の霧島温泉は高千穂などの神話が息づく霧島連山の南に位置する昔ながらの温泉郷です。
与謝野鉄幹、晶子夫妻だけでなく斉藤茂吉などの多くの文人墨客が愛した温泉でもあります
今回私は霧島温泉郷のなかでも一番南のほうにあり霧島神宮にほど近い「さくらさくら温泉」に行ってみました
実はこの「さくらさくら温泉」は天然泥湯温泉として有名なんです
ランチバイキングと温泉のセットをチョイス たしか1,600円ぐらいかな? 温泉だけで700円だからランチバイキング900円?ならお得です
お風呂で汗を流したあとゆっくり食事をすることができます
湯は単純硫黄温泉、源泉温度58℃、Ph5.17
弱酸性の高温泉ですね
内湯と露天風呂があり、泥湯は外の露天風呂の横に泥の置き場?みたいなのがあってそれをペタペタ身体に塗って楽しみます(笑)
新緑の中で泥遊びは楽しいです
硫黄泉ですからもちろん泥も硫黄の匂いが。。
この泥は2Km先の源泉から湧き出る湯の花の泥をわざわざ持ってきてるそうです
泥湯の楽しみ方の案内もかいてあるので大丈夫です
湯船に浸かるときは泥を流して入ります
お湯はちょっとした濁り湯でもちろん硫黄の匂い
とてもいい湯加減で渡る風が心地よいです
のんびり汗を流せばそのあとのビールが。。。。以下略(笑)
泥湯はしっとりすべすべの美肌効果も高いので女性に大人気らしいですよ
宿泊施設も備えていますので今度はゆっくり泊りがけで来たいものです
湯けむり紀行 26 義経伝説が残る山形の秘湯
2015/04/15 温泉
うみのすけです
もう都内の桜は散ってしまいましたね
寒かったり暑かったり・・体調を崩さないようにお気を付けください
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今回は東北の温泉のお話
山形の新庄市から汽車で20分ほどの距離にある瀬見温泉に行ってみました
瀬見温泉の伝説によれば。。。鎌倉時代の発見とのこと
源義経は兄の頼朝の追手を逃れ岩手の平泉に向かう途中、1187年に最上地域を通ったと義経紀には伝えられております。
その義経の北の方が急に産気づき、弁慶が産湯を探し求め、見つけたとされるのが瀬見温泉です
私も今回は新庄から陸羽東線という路線のリゾート列車で訪問しました
陸羽東線は東北屈指の温泉峡鳴子温泉(2009年1月30日ブログで紹介)もある路線で湯けむりラインと呼ばれています
ちなみに「温泉」「湯」と名のつく駅は6駅もあります
鳴子温泉は以前のブログで紹介しているので古いブログを見ていただいて・・
今回は瀬見温泉を訪問です
瀬見温泉の駅は温泉の玄関口とは思えないほど質素な無人駅(笑)
駅を降りてまっすぐ道なりに進むこと約10分ほどで温泉街に入ります
ほとんどの旅館で日帰り入浴をやってますが今回は公衆浴場に行ってみます
瀬見温泉で有名なのが「ふかし湯」です
「ふかし湯」は床板の下を流れる源泉の湯気が床に開いた穴から吹き出し、その蒸気を痛みなどがある患部に当てて温める一種のサウナ?オンドル?です
「ふかし湯」には鍵がかかっているため近隣の旅館で料金を支払い、鍵をもらわばなりません。
近くのお宿「小川屋」さんで300円を支払い鍵を借りていざ
鍵を開け靴を脱いで中に入ると小さなロッカーが3つ
「ふかし湯」は浴衣などを着て入る着衣型サウナのようなもんですが・・
浴衣などない私はTシャツ、パンツの姿にタオルをまとい、蒸気の吹き出し穴にタオルを敷いて腰に蒸気を当て寝ころびます
狭い浴室?は3人分のスペースしかなく、しかも足を延ばして寝ることができない幅・・・
たちまち汗が吹き出しグッショりとなってしまいました
15分ほどで「ふかし湯」を退出しお隣の浴場に入ります
「ふかし湯」と浴場は直結してはおらず一度外に出てまた入りなおします
浴場の入浴料は200円
なんと!お金を投入口から入れると自動でドアが開きます
浴場銭踏み倒し防止にはいいかも(笑)
中は小さな脱衣場、そして浴室にはカランも何もなく小さな湯船のみ
湯船にはドバドバと源泉かけ流しが注がれています
ただ。。。。めちゃ熱い!!
源泉湧出温度は67.4度とのことですが、湯船に注がれた時点でもかなり熱い
先客が幸いにも水で加水してくれていましたのでなんとか入浴できましたが・・ただそれでも痺れる熱さです(笑)
湯は無色透明無臭です
Phは7.4と分析書にありましたので中性です
旅館の場所によっては7.6だったりする場所もあるので弱アルカリとの境目あたりという感じですね
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉だそうな
クセはなくて良い湯です
浴場を出た目の前には足湯、飲泉もあり湯が新鮮なこともわかりますね
まだ雪が多く残る瀬見温泉をフラフラして帰るのでした。。。
湯けむり紀行 25 刻(とき)の流れを忘れた島の湯
2014/07/09 温泉
うみのすけですヽ(^o^)丿
もうすぐ梅雨あけですかね?
暑い夏が来ちゃいます・・
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先日ニュースで、天皇皇后両陛下が沖縄にある「対馬丸」の慰霊碑を訪れ供花された。との報道がありました。
「対馬丸」について前々回のブログでちょっとだけご紹介したとこでした
70年前その「対馬丸」がアメリカの潜水艦に撃沈された地点がトカラ列島の「悪石島」沖合でした
ちょっと話題の悪石島ということで今回は・・「悪石島」の温泉でも紹介しましょう
悪石島は以前もご紹介した通り、鹿児島からフェリーで約11時間、面積7.49?人口56人の小さな島です
フェリーが到着する「やすら浜港」から歩くこと約20分で「湯泊温泉」に到着します
途中、集落へ行く道と道が分かれてますが
デカデカと温泉マークが描いてあるので迷うことはありません
案内に従って歩くと途中に「海中温泉」の表示もあります
残念ながら海中温泉はどうやら台風で破壊されて湯船が無くなって埋まってしまったようです(後日知りました
一応、蒸気も吹き出し、波打ち際には足湯程度なら入れる個所はあるのですが・・・今回は入りませんでした
海中温泉から歩くこと数分で「湯泊温泉」に到着
露天風呂が手前にあって数メートル先に内湯がある建物があります
早速、露天風呂に入ります
簡易的な脱衣所も完備されていてヤギの侵入防止の柵がされていました
湯は緑色で炭酸水素塩泉特有の感じ
昔の区分だと土類重曹泉みたいな感じでしょうか
調べてみたらやはりナトリウム・カルシウム・マグネシウム 塩化物・炭酸水素塩泉だそうです
湯はちょっと熱めですがちょうどいい湯加減でした
湧出温度は51.1℃らしいのですが、内湯は熱くて入れないといって露天に流れて来た方も数人いましたから、もっと実際は湧出温度は高いのではないでしょか
Phは7.2だそうですから一応中性ですがアルカリに近いですね
若干の硫黄臭もします
残念ながら目隠しがあるため湯船に浸かると海が見えなくなってしまいます・・
ただ・・・道路からは風呂が丸見えです(笑)
女性用露天は奥にあって眺めがいいらしいです・・・残念
露天風呂を堪能したら次は内湯へ
入ってすぐのとこに料金箱があり200円を入れます
建物の中に入ると居間みたいな畳敷きの休憩スペースと使ってなさそうなミニキッチンみたいなものがあり
、その奥が男女別の浴室になっています
ちいさな湯船が1つとシャワーが4つ
入れる人数は4人が限界でしょう
泉質は露天といっしょですね
当然?源泉かけ流しですよ
ただ。。熱いので加水しています
熱いと聞いていたのですが、私が入った時は先客によってすでにちょうどよい湯加減になってました
湯から出ても体が温まって汗が全然ひかなくて・・
すごくいい湯でした?
実はこの湯泊温泉の先にも温泉があり、そこは「砂蒸し温泉」という温泉です
普通のお湯につかるタイプではなく、熱気が出ている地面にゴザをひいて寝るタイプ
まあいわゆる「オンドル」?「岩盤浴」?です
今回は私は行きませんでしたが次回はぜひ行ってみたいところです。
魅力的な温泉が豊富な「悪石島」
またリベンジしたいですな?(笑)
湯けむり紀行 24 諏訪大社のお膝元 信玄も重用した湯
2013/07/11 温泉
うみのすけです。
だいぶご無沙汰してしまっている間に梅雨も何処かへいってしまったようです(笑)
早くも夏バテかも・・
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信州、下諏訪は中山道と甲州街道が分岐する宿場町として、そして諏訪大社(下社)の門前町として栄えた町です。
新宿から特急で2時間ちょいで下諏訪駅に着いちゃいます。
下諏訪は温泉も有名で古くから諏訪大社の参拝客などに愛されてきました。
いつもホームに見えるデカイしめ縄が気にはなっていたのですが・・
なかなか下車する機会がなかったので今回散策してみました(^^ゞ
下諏訪温泉には共同浴場が9ヶ所、足湯が4ヶ所ありますが、今回は駅から一番近そうな「菅野温泉」に行ってみます
駅から約10分。諏訪大社の下社秋宮に向かう途中の狭い路地を入ったところにあります。
大通りには看板が出てましたが・・
かなり怪しい軒下の路地にはいります
アーケードっぽい中の真ん中ぐらいにありました(笑)
扉を開け中に入ると向かって右が男湯、左が女湯に分かれて真ん中には番代があるのですが。。お金は?
入ってすぐ手前側に券売機がありました(^^ゞ
お値段220円
中に入ると・・昭和な感じの銭湯です
タイル貼りの浴室に丸い浴槽。
真ん中の湯口からは熱い湯が湧いています
観光客は皆無。
地元のおっちゃんと思われる方々が入っているだけです。
お湯は無色透明です。
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉。PH8.6、湯温は58.5℃らしいのでアルカリ性高温泉となります。
湯船の湯は熱いですが入れないほどではないので加水はしてると思われますが、源泉かけ流し、塩素消毒なしです。
若干の硫黄臭がします。
お湯はかなりイイですね?
成分表には苦味・塩味・・とありましたが、あまり感じませんでした
レトロな感じの地元民の浴場で心も癒されるのでした
湯けむり紀行 23 さくらんぼ畑の中の鄙びた温泉
2013/04/02 温泉
うみのすけです。
寒くなったり暖かくなったり。。風邪ひきそうです(>_<)
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「さくらんぼ」 といえば山形県。生産量もダントツです。
今の時期の山形はまだ雪 も残り桜の花もつぼみ。
そんな「さくらんぼ」畑の真ん中にある温泉、その名も「さくらんぼ東根温泉」を訪問しました。
東京から山形新幹線で2時間50分ほどで「さくらんぼ東根」駅に到着。
温泉までは駅から車で7分ほどですが、本当の最寄駅はお隣の「東根」駅。
こちらは温泉まで徒歩10分ほどですがローカル線が1時間に1本程度しか停りませんので、アクセス的には「さくらんぼ東根」駅のほうが便利です。
が・・私は「東根」駅で降りて歩きました(笑)
駅をおりて田んぼや畑を見ながら歩くこと約10分で温泉に到着
東根温泉には日帰り入浴が出来る公衆浴場が5箇所ほどありますが、今回はその中で一番鄙びているという「いしの湯」を訪問します(^O^)
いしの湯は温泉街からやや離れた場所にあります。
道沿いに看板はありますが。。。
あきらかに民家の庭先( ̄▽ ̄;)
恐る恐る玄関を開けて声をかけると・・・
居間のような部屋からおばちゃんが現れます。
料金表もあるので公衆浴場には間違いなさそう
玄関で靴を脱いでおじゃまして料金の200円を支払います。
うーーん。完全に普通の家にお邪魔する感じだ(笑)
廊下を進むと男女別に浴室があります。
お風呂は。。
カランなどはなくタイル貼りの小さめの風呂があるのみ
湯壷からは源泉そのまま出ているようでかなり熱く、硫黄臭がします。
お湯は最高に気持ちがいい(*´▽`*)
黄褐色の湯で糸くずのような湯の花が浮いています。
源泉温度は67.5℃、Ph8.0、含硫黄ナトリウム塩化物硝酸塩泉と玄関の成分表には書いてありましたから弱アルカリ性の高温泉ということですね。
加温加水塩素消毒なんかは当然なく、源泉かけながしです。
湯船の下の方と源泉の湯壷がつながっているようで熱いお湯が出てきています。
最高の気分で「いしの湯」をあとにしました。
この鄙びた「いしの湯」も捨てがたいですが、東根温泉のほかの湯も試してみたいと思う「うみのすけ」でした
湯けむり紀行 22 欽明天皇の病気も治した名取の御湯
2012/11/20 温泉
このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
寒いですね?
都内のいちょうも色づいてきました
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「おぼつかな 雲の上までみてしかな とりのみゆかば あとかたもなし」
とは欽明天皇が詠んだ歌で拾遺和歌集にも収められています。
(名取の御湯という言葉が歌のなかに隠れています)
この歌は欽明天皇が皮膚病を患った際にお告げがあり「名取の湯」を京都まで運ばせて沐浴したところ数日もたたずに病気が治ったので喜んで詠んだ歌だそうです。
この「名取の御湯」こそ今の秋保温泉のことです。
これ以来「名取」(秋保)は全国的に有名になったそうです。
欽明天皇は531年から539年まで在位してたそうですから今から1500年近く前の古墳時代のお話です。
日本人は三にまつわる数字が好きでこの名取(秋保)も「三御湯」のひとつとされたそうです。
三御湯は皇室が選んだ温泉で順徳天皇の時に選ばれたとか。。。。
鎌倉幕府くらいに在位してた天皇です。
他にも秋保温泉は「鳴子」、「飯坂」と並び奥州の三名湯とも呼ばれています。
「鳴子」も「飯坂」も以前ご紹介したので奥州の三名湯制覇です(笑
残念ながら「鳴子」が記載された昔のブログは消滅してしまって見れません(´;ω;`)
そんな秋保温泉は仙台駅からバスで約1時間、仙山線の愛子駅からだとバス15分くらいです。
湯元近くのバス停を降り名取川を渡ります
このもう少し下流には磊々峡(らいらいきょう)と呼ばれる名勝もあり、ぶらり散歩もいいかもしれません。
私が目指すは湯元にある「秋保温泉共同浴場」
まわりは近代的なホテルや旅館が立ち並び湯治場の雰囲気は無いですが、ここだけはこじんまりとして昔ながらの雰囲気があります
早速、受付で300円を支払いって中に入ると先客はおじいさん1名のみ
小さな浴槽からは湯がかけ流しであふれています
まあ、言うまでもないですが。。。源泉かけながしで塩素消毒もなし。循環なんかもしてません。
成分表を見るとナトリウム・カルシウム塩化物泉でPhは7.4
ということは中性ですね。
泉温は64.5℃・・・・
当然?ですが熱いです(笑
が、なんとか入れるレベル。
あ、私はかなり熱い湯も入れるので普通の人だとかなり熱いと思います。
先客のおじいさんが「熱かったらうめていいよ」と言ってくださいましたが慣れてきたのでそのまま入浴し続けます。
このあとこの地元のおじいさんとの話が続き、結局1時間以上も入浴してしまいました(-_-;)
湯から出てもポカポカと体があたたまり、帰りのバスに乗ってもしばらく汗を拭き続けるほど温まりました。
地元の人と湯で触れ合うのも温泉の魅力の一つだと感じたのでした。(^o^)/