「 温泉 」 一覧
湯けむり紀行21 美しい山峡の仙台の奥座敷
2012/10/30 温泉
このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
昨日は家の近所に焼き芋屋さんが出現しました。食欲の秋?ですかな。。。
?
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以前ご紹介した作並駅からバスで約5分。仙台駅からもバスで約1時間のところにある作並温泉を訪問しました。
仙台の中心を通る広瀬川の上流に位置し、比較的仙台市中心部からも近いので古くから仙台の奥座敷として栄えてきたようです。
歴史も古く、奈良時代の721年に僧の行基が開湯したと伝えられていますが、1189年に源頼朝が発見したとも伝えがあり・・・
まあとにかく昔からあるということです。
多くの旅館が日帰り入浴客を受け入れてますが今回はその中でも作並で一番の老舗で伊達藩主が何度も訪れたという「鷹泉閣 岩松旅館」を訪問しますが。。。。
なんと! この日は日帰り入浴レディースdayとのことで丁重にお断りされました(@_@;)
岩松旅館の名物は混浴の天然岩風呂なんで、混浴だと女性はなかなか入りにくいですがレディースdayなら女性も安心して天然岩風呂を楽しめるということですね。
気をとりなおして近隣の旅館「湯づくしsalon 一の坊」へ
こちらも広瀬川の渓谷を眺めながら入る露天風呂が有名ですが。。。
これまた!前日が全館休館日でこの日は午後の13時からの営業とのこと。。
稀に見る不運さ。。
次に選んだのは「かたくりの宿」
こちらは川沿いではありませんが、かけ流しの美しい露天風呂があります。
三度目の正直でやっと湯に入ることができました。料金700円也
広い露天風呂は日差しがいい感じで入り気分はいいです。
露天は先客がいて写真が撮れなかったので内湯の写真を
お湯は無色透明で泉温は42.7℃で加温はしているものの循環、塩素消毒などはなくかけ流しです。
PHは8.4で弱アルカリ性の単純泉です。
短い時間でしたがのんびりとした時間を過ごすことができました(^O^)
これからの紅葉の時期は特に作並温泉は山が色付き綺麗だと思いますよ。
近くにはニッカウィスキーの宮城峡蒸留所もあるので楽しめます。
見学は無料だし、試飲もできるし(笑)
うみのすけは諸事情のため今回は泣く泣く見学をパスしたのでした(>_<)
湯けむり紀行20 いにしえからの薬湯を訪ねる
2012/09/18 温泉
このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
首都圏は水不足だそうで・・皆さん節水しまようね
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前回ご紹介した山形の立石寺を建立した慈覚大師は、以前ご紹介した湯村温泉を発見した僧侶ですが、ほかにも多くの温泉を発見しています。青森の浅虫や山形の赤倉温泉もそうです。 古くから温泉と信仰は関係が深かったですが・・・・どんだけ温泉が好きなおっさんなんだか(笑)。。。
その慈覚大師が発見した温泉のなかに岡山の湯郷(ゆのごう)温泉という温泉があります。
そんな湯郷温泉に今回はふらっと立ち寄りました。
湯郷温泉は岡山県の山間部東北部に位置し、岡山からは直通バスで約100分、大阪からも高速直通バスが出ていて約2時間半で到着します。
中国道の美作ICからすぐなので車のアクセスは便利ですが、列車での訪問はとても不便。
姫路から姫新線というので行けますが・・本数がないし乗り換えがあるし・・大阪からの高速バス以上に時間がかかります
列車はおすすめできません(笑)
岡山からは津山線で津山で姫新線に乗り換えですが・・接続がうまくいって2時間半もかかります
しかも最寄駅の林野駅からタクシーなら約10分、バスでも約10分と距離があり、バスの本数も少ないです。
まあ、私は岡山から列車でいったのですが。。(笑)
湯郷温泉は1200年余り昔に白鷺が足の傷を癒しているのを例の慈覚大師が発見して温泉を発見したと言われ、湯原温泉、奥津温泉と並び、美作(みまさか)三湯の一つとしても有名です。
最近、実は湯郷は注目が集まりだしています。
それは,なでしこJAPANの宮間あや選手や福元みほ選手がここ湯郷をホームとするチ?ム、岡山湯郷BELLEの所属ということで、温泉街のいたるところに2人の旗がたち並び街は大いに盛り上がってました。
そんな賑わいをよそに私は温泉?温泉?・・
湯郷には湯郷鷺温泉館という綺麗で立派な日帰り温泉施設があります。
露天風呂や家族風呂もありスーパー銭湯的な様相です。
が、残念ながらこちらは加温あり、循環、塩素薬剤使用ということですので、もうひとつの鷺温泉館と呼ばれるお隣にある「療養湯」を利用します。
お値段は鷺温泉館と同じ600円
こちらも綺麗な建物ですが完全に加温加水なし、循環なしの源泉かけ流しです。
入ると右側奥が地元の人専用の「村湯」。左側奥が一般の方用の「療養湯」。
浴場も狭く浴槽は質素なものがあるだけで完全に湯治の雰囲気です。
お湯は。。泉温が40.5℃で加温なしのため「ぬるい」です。湯船の脇から無色透明の新しい湯がポコポコと出ています。ほどよい硫黄臭がまたいい感じ。
Phは8.5でナトリウム・カルシウム塩化物泉です。
お湯がぬるいので長湯が出来ますが、残念ながら1時間という制限があります。
石鹸、シャンプーなども使用禁止。
アトピーなどに効能があるようで県の内外から療養のお客さんがたくさん来るとのことで、時間制限がないと入浴できないほど混み合うこともあるとのことです。
湯が新鮮なので飲泉所も廊下に設置されていていますよ。
かなりの満足で湯を後にしましたが・・この後炎天下の中1時間以上も歩き、列車に乗り遅れ2時間も駅で待つとはこの時は思いもよらないうみのすけでした(笑
湯けむり紀行 18 (秀吉が掘った慰労の湯)
2012/07/10 温泉
このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
うだるような暑さが続きますね・・・「うだる」って「茹る(ゆだる)」の変化したものらしいですよ?
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首都圏から近い温泉といって思い出すのが箱根
箱根は昔からの温泉保養地でしたが、特に有名になったのは豊臣秀吉が北条氏の小田原城を攻めるため集められた兵たちが温泉に入って疲れを癒したのがきっかけだとか。。
その後、江戸時代には東海道の宿場町として発展、「箱根七湯」と呼ばれる「湯本」「塔ノ沢」「宮ノ下」「底倉」「堂ヶ島」「木賀」「芦之湯」の七湯が知られるようになったそうです。
今回は宮ノ下にある「太閤湯」に入ります。
有名な富士屋ホテルのすぐ近くにあります。
箱根の日帰り入浴料は1000円以上なんてざらで2000円、3000円、中には食事、休憩付きで1万円以上なんていうのもありますが、ここは400円と破格の安さ(笑)
それはこの「太閤湯」が地元の区営共同浴場だからなんです。
ただでさえわかりにくいのに現在改装中のため営業しているのかもわからない状態(笑)
以前は男女2か所づつあった浴室も改装中で小さい浴室1つづつで営業中です。
400円と安いですが湯の質は最高!
当然の源泉かけながし。
ただし源泉の温度が79℃と熱いため加水なしでは入れないので加水します(^^ゞ
実はここの湯は宮ノ下にありながら底倉温泉からの引湯です。
底倉温泉はあまり聞きなれませんが、箱根七湯の一つで秀吉が入ったといわれる石風呂が現在も残る、蛇骨川の川原に沸く由緒ある温泉です。
「太閤湯」の由来も太閤秀吉によるものとわかりますね。
湯は無色透明。ナトリウム塩化物泉でPhは7.9の弱アルカリ高温泉です。
非常に肌に優しい感じで癒されます。
改装中の大きい浴室からは下を流れる早川と木々の風景が望めるのですが、小さい浴室からは残念ながら・・
9月には改装も終わり新しい「太閤湯」が楽しめそうですので紅葉を見に行きつつ再度の訪問を誓うのでした。
湯けむり紀行17 (偶然湧いた庶民の湯)
2012/04/17 温泉
このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
うみのすけです(^o^)
都内の桜もほぼ散って新緑がまぶしいですね
春の風に吹かれてどこかにお出かけしたいな?
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また今回も津軽の温泉を紹介します。
場所は青森駅から各駅停車でわずか3駅13分。新幹線の新青森駅からもたった9分。
鶴ヶ坂という駅で下車して歩くこと数分で到着。
名前がユニークな「たらポッキ温泉」です(笑)
鶴ヶ坂はかつては湯治場としても有名で傷ついた鶴が湯あみしていたとの伝えもある由緒ある温泉でしたが、残念ながら廃れて消え失せてしまいました。
その後、1984年に食品会社が工業用水を得ようと井戸を掘ったらなんと偶然に温泉が湧出。
その湧いた温泉を日帰り施設として開放したものこそがこの「たらポッキ温泉」なのです。
現在の鶴ヶ坂温泉はこの日帰り施設「たらポッキ温泉」だけです。
奇妙な名前の「たらポッキ」・・
実はこの温泉が湧いた食品会社の主力商品のおつまみの名前なんです(笑)
チーズ鱈みたいなものです。
大胆なネーミングではありますがいい宣伝です。
ログハウス風の建物の中に入ると左側にはこの食品会社「三幸食品」の「おつまみ」「珍味」がひっそりと並べられています。(笑)
正面には三幸食品の制服をきたおばちゃんが座ってますので入浴料を支払い浴場へ
時間が夕方ということもあり結構にぎわってます
見た感じは昔の銭湯です・・
7?8人が入れる大きな湯船と2人くらいが入れそうな小さな湯船があり、湯船からガンガンお湯が流れ出ています。
もちろん源泉かけ流し
湯口には飲泉用のコップも用意してあります
湯が新鮮な証拠ですね。
飲んでみると若干しょっぱい感じがします。
お湯はトロっとしたアルカリ独特の「ぬめり」があります。これは女性が喜ぶお肌がツルツル温泉(笑
ナトリウム塩化物 炭酸水素塩泉でPhは8.0、湧出温度44.5℃とのことですので弱アルカリ性の高温泉です。
夏は湯温が熱くなるので若干加水しているようですが今の時期は当然加水なしです。
このトロトロ感は最高ですね?
色は若干緑がかった色ですが無色に近いかな・・・
臭いは無臭です
カランやシャワーからも温泉が出てきます。
壁を見ると上にも書いた鶴ヶ坂温泉の歴史が書かれ、別の壁には岩木山と白鳥の写真があるのも青森らしくていいです。
湯を出てもポカポカしています
畳敷きの休憩所も用意されていてお茶も無料サービス。お茶のお湯も温泉を使っているようです。
地元の方々がTVを見ながらくつろいでいます。
青森からこんなに近いところにこんなすばらしい温泉があるなんて!
私の中ではかなりの上位の温泉です(笑
青森訪問の際はまた立ち寄りたいものです
湯けむり紀行16(鄙びた津軽の奥座敷)
2012/04/03 温泉
このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
うみのすけです(^O^)
今年は私には花粉症の症状が発症しないんですよね?
体がおかしくなったかな?
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今回は青森から特急で約50分の所にある大鰐温泉を訪問しました。
大鰐温泉は津軽の奥座敷とも呼ばれ、約800年前ぐらいに円智上人が発見したと伝えられています。
太宰治の小説「津軽」にも「津軽に於いては、浅虫温泉は最も有名で、次は大鰐温泉といふことになるかもしれない・・・」との記載もあります。
大鰐は温泉のほかに80年以上の歴史があるスキー場も有名です。
雪降る大鰐温泉駅を降りるとまず大きなスキーを抱えたワニの像がお出迎え
(残念ながら写真を撮るの忘れました)
街のマスコット?シンボル?なのでしょう
マンホールや色々なところにイラストが描かれています
さて肝心の温泉ですが。。
大鰐温泉には9か所の共同浴場(いわゆる外湯)と日帰り入浴施設の「鰐Come」というのがありますけれども、今回は共同浴場の中の一番古くからの湯
「霊湯大湯」に入ります。
駅から静かな温泉街を歩くこと10分ぐらいで到着。
ガラス戸を開け中に入るとさらにガラス戸が・・
雪国特有の風除室ですね
靴を脱いで中に入ると、正面のガラスに囲まれた部屋の中でやる気のなさそうなオバサンがTVを見ながら座ってます。(笑
券売機で入浴券を買いオバサンに渡していざ浴室へ
先客はおらず私一人でこの大きな湯を独占です。
湯は惜しげもなく浴槽の外に溢れ出ています。
かけ流しですよ(^o^)
湯口がないけど?お湯はどこから?
湯船の下から出てきてました?
泉質はナトリウム・カルシウム 塩化物・硫酸塩泉でPhは7.2、泉温は68.6℃らしい(笑)
弱アルカリ性に近い中性の高温泉ですね
無色透明で無臭。
体が冷えていたのもあり熱い
けれど「野沢」や「飯坂」の時のような「しびれる」ような熱さではなく、普通に入れる熱さです。
加水しているのかもしれませんね
湯を出たら名物の「大鰐もやし」を使った「もやしラーメン」でも食べようと思ったのですが。。。。。
残念ながら時間の都合で泣く泣く食べられませんでした
温泉でのんびりしすぎた・・
「大鰐もやし」は約350年以上の歴史があり、津軽藩主への献上品にもなっていたようです。
うーっ・・食べたかった(T_T)
目的がなくなると再訪問しなくなっちゃうので、次回のお楽しみにします。
湯けむり紀行15 (雪降る関西の奥座敷)
2012/02/21 温泉
このたびの東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
うみのすけです(^_-)-☆
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久々の温泉シリーズ(笑
というか温泉にはけっこう行ってるんですけど、あまりご紹介するほどでもなかったり写真も撮り忘れたりでご無沙汰になっちゃいました(^^ゞ
今回は大雪の中、北陸におでかけです
福井駅から「えちぜん鉄道」で約50分
関西の奥座敷とも言われる「芦原温泉」に行ってきました
近くには東尋坊、永平寺などの観光名所も多く北陸福井の屈指の温泉です。明治16年に開湯し、田山花袋をはじめとする多くの文人・墨客に愛された温泉なのです。
JRの「芦原温泉駅」もありますがそちらからは温泉街の中心まで車で10分ぐらいかかりますが、えちぜん鉄道の「あわら湯のまち駅」は中心街にありますので多くの旅館に徒歩で行けます。
芦原温泉には「湯めぐり手形」というのがあり15の旅館と日帰り入浴施設「セントピアあわら」の16か所のうち3か所が入浴可能という湯めぐりには便利な手形が1800円で売ってます。
有効期限は半年間有効ですから何回かに分けても大丈夫ですね。
でもそんなに頻繁には来れないか
今回は残念ながら時間的に1か所か2か所しか回れそうにないので購入は控えましたが1泊して楽しむのだったらお得ですね。
しかも旅館に宿泊した方は1500円に割引になるようですし(^O^)
さてさて・・入浴する旅館はやはり源泉かけ流しがいいので「つるや」か「米和」、「べにや」あたりの旅館のチョイスを考えていたが・・・
なんと3軒ともこの日は「日帰り入浴不可」であったり「19:00~利用可能」など( ̄▽ ̄;)!!ガーン
雪がかなり降ってきたし寒いので手っ取り早い日帰り入浴施設「セントピアあわら」にします
施設は綺麗で地元の人も利用していて好評のようです。
入ってすぐのとこには飲泉や温泉卵作成場などがあったり、芦原温泉の歴史紹介展示があったりとなかなか面白いです
肝心のお湯ですが・・・残念なことに「塩素消毒あり循環ろ過あり加温あり加水あり」のフルセット( ̄_ ̄|||) どよ?ん
無色透明のお湯からは塩素臭が・・・・
スーパー銭湯にでも来ている感じ(笑
湯量豊富な温泉の外湯としては非常に残念です。
一応、泉質はナトリウムカルシウム塩化物泉で源泉温度44.3度、PH7.8ですから弱アルカリ性の高温泉ですね。
次回こそは源泉かけながし!と再訪を誓ううみのすけでありました(T_T)
湯けむり紀行14 砂むしの南国のいで湯
2011/01/02 温泉
今年もこの怪しいブログ?を宜しくお願いいたします
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さて、新年の一発目は人気の温泉の話でいきましょ
南国鹿児島の南、薩摩半島の東側に沸く指宿温泉に行ってきました
指宿といえば砂蒸し温泉が有名です
砂蒸しとは温泉で温かくなった砂に埋めてもらいサウナ状態になって温まる方法です
砂むし温泉の歴史は古く、江戸の後期天保14年には薩摩の名所案内「三国名勝図会」にも出てきます
現在は錦江湾沿いの摺ヶ浜には砂むし会館「砂楽」という砂むし温泉施設があります
この施設は年中無休なのですが。。。
私が訪問した日はなんと施設修繕のため休み
めったにない休みにあたりました(T_T)
砂むしは残念ではありますが、今回は日帰りではなく泊まり
今回の宿は「吟松」という名宿です
創業は昭和36年とのこと
なかでも錦江湾を一望する屋上の天空野天風呂は格別です
湯が海に流れ出ているような感じ
また日の出を見ながらの入浴はまさに贅沢
湯はもちろん源泉かけ流し
泉質はナトリウム塩化物泉で塩辛い味がします
源泉温度84.7度ph6.8で中性の高温泉です
食事は個室でテーブルの真ん中に温泉が流れる独特の食事スタイル
その名も「砂むし会席」だそうです
味は特別美味しいわけではないですが合格点です
久々に心の洗濯ができました(^_-)-☆
湯けむり紀行 13 (東北随一の風格ある古湯)
2010/11/02 温泉
うみのすけです(=^0^=)/
北海道ではもう雪の便りも。。。
冬の準備はお済ですか?
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そろそろ温泉が恋しくなってきたので・・・(笑
今回は奥州の三名湯の一つ
東北屈指の大温泉、福島の飯坂温泉に行ってきました
三大名湯のあと二つは鳴子温泉(2009年1月30日ブログで紹介)と秋保温泉です
飯坂温泉は阿武隈川の支流、摺上川に沿ってホテルや旅館が立ち並ぶ大温泉街
歴史も古く2000年前に日本武尊が東征の際に湯治したと伝えられています
その発祥の湯こそ共同浴場「鯖湖湯」(さばこゆ)です
平安中期の拾遺和歌集に詠まれた詩が由来のようですが「さばこ」が何なのさっぱりわかりません(笑
松尾芭蕉も奥の細道の旅で飯坂に投宿しているようですが不運にも宿が悪かったようで飯坂の印象は散々だったようです
入浴料200円をおばちゃんに支払い早速入浴
先客はおらず貸切!
御影石の大きな浴槽に透明な湯があふれています
掛け湯をすると・・・熱い!
まさに、しびれる熱さです
湯に慣れたところで湯船に入ります
源泉かけ流しで加水なし
Ph8.6のアルカリ性の単純泉の高温泉です
源泉温度51.5℃って
浴室内には「観光客のために42℃~43℃に温度を保ってください」って書いてあるけど・・
先客がいないので当然もっと熱いわけでして。。湯船の温度計は47℃
熱すぎじゃない?
いくら熱い湯が好きなうみのすけでも限界です
その後観光客が数名と地元のおじいさんも入ってきて貸切終了
おじいさん曰くこの日はちょっと熱めということなので加水することに(笑
しばし湯を楽しんで鯖湖湯をあとにするのでした
湯けむり紀行 12 (利根川の渓谷と列車を眺める)
2010/04/22 温泉
うみのすけですヾ(・∀・´*)
ソメイヨシノが終わったと思ったら八重桜が満開です(^o^)/
まだまだお花見も楽しめますよ?
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上野から直通特急で約2時間半、新幹線と各駅停車で行けば約2時間。
利根川の上流にある水上温泉郷に到着です。
水上温泉郷は「水上」、「藤原湖」、「宝川」、「谷川」、「うのせ」、「湯の小屋・上の原」、「湯桧曽・向山」の各温泉の総称です。
今回は大阪から来た友人達とともに「うのせ」温泉にある「奥利根館」という旅館を予約。
珍しく?日帰りではないです(^^ゞ
水上駅から送迎バスで約5分。利根川に面したやや古めの旅館に到着。
規模はかなりデカい感じです。
チェックインしてお部屋に行くと渓谷が良く見える眺めのいい部屋です。
さっそくお風呂に・・
内風呂は広く、湯船からは湯がオーバーフローしているので源泉かけ流し?と勘違いしそうですが、脱衣場の掲示板には「一部循環ろ過、塩素消毒」と記載があります。
源泉の湯量も多いようであくまで一部の循環だけなので湯の質は悪く無い感じです。
透明無味無臭、PH8.4、源泉温度43.2度の弱アルカリ性の高温泉の単純温泉です。
露天風呂は・・混浴です ・・が誰もいません(笑
景色は最高!目の前は利根川の渓谷が広がります。湯船も大小3つもあるし、しかも湯船で酒が飲めるサービスもあるんです!
さらには利根川を渡る上越線の鉄橋も見えます(笑
上越線もローカル線になり下がったとはいえまだまだ貨物列車や寝台特急も通ります。
夜の0時頃。星を眺め川のせせらぎを聞き露天風呂に浸かる。
そして・・闇を切り裂き寝台特急「あけぼの」が去っていく。
うーーん贅沢だ(笑
湯けむり紀行11 (暴れ川の巨岩風呂)
2010/03/30 温泉
桜が開花したと思ったら真冬並みの寒さ・・春はまだ遠いのか。。。
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大糸線に糸魚川から揺られて約40分、着いた駅は「平岩」という無人駅。
大糸線は長野県の松本から新潟県の糸魚川を結ぶローカル線です。
沿線は安曇野や白馬などの観光地もあり新宿から直通の特急も走ってます。
でもそれも途中の南小谷まで。
南小谷から糸魚川までは非電化の超ローカル線です。
ちなみに汽車は約2時間に1本間隔になります(笑
降車した平岩駅はその超ローカルな区間にある駅です。
駅から約5分のところの姫川温泉に入湯。
ここは長野県と新潟県の県境、日本のフォッサマグナに沿った「姫川」沿いにある温泉です。温泉は川を挟んで両県にまたがっているんです。
フォッサマグナの説明は・・難しいです。簡単に言えば地面がのっているプレート(地震などがおきる原因のやつ)の境界線ってことですかね。地溝帯ともいいます。
そんな話はいいとして、駅から川を渡って長野県に入り姫川温泉の表示。
しかし・・宿は2件しかなく寂しい感じ。正直あんまり万人受けはしそうもない(笑
ただ、湯は豊富なようで道沿いの岩肌から豪快に湯が沸いてます。
2件のうちの1件「朝日荘」のお風呂に入ることにします。
日帰り入浴料600円・・だった気がする。
フロントから階段を降りて地下に降りると大浴場へ。
こんな時期(2月)のお昼ぐらいの時間に日帰り入浴なんかする輩もなく完全貸切状態。
自然の巨岩を配した大岩風呂です。ちなみに混浴です。
ナトリウム・カルシウム塩化物炭酸水素塩泉で無色透明で若干硫黄臭がします。
Phは6.3で泉温が64.5℃なので中性の高温泉です。
有り余った湯が道路沿いの岩肌から流れているぐらい豊富な湯量ですから源泉かけ流しです。
折り返しの汽車まで1時間、のんびりと浸かりました。
ちょうど上の写真の汽車の下の鉄橋の下に見える建物が温泉ですね(笑
鄙びた駅での途中下車も悪くないですよ。