「 おでかけ 」 一覧
秘境 吐?喇(トカラ)列島の島々を巡る・・5 小宝島と宝島
2014/06/27 おでかけ
うみのすけですヽ(^o^)丿
ワールドカップ。。。日本代表残念でした(T_T)
イタリアもイングランドもスペインもまさかの1次リーグで敗退
やっぱり優勝はブラジル?
うみのすけの期待はウルグアイです(笑)
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前回は悪石島に錨泊したとこでしたね
夜、船の食堂では役場の関係者の方々が大宴会をされていました。我々は席がないので仕方なくデッキのベンチで食事します(笑)
夕焼けは見えたのに星はまったく見えず
南の島の美しい星空を期待してたのですが残念(T_T)
翌朝、島の宿からバタバタと船に戻る方々の気配で目が覚めました
晴れていますが雲が流れるのが早いです
船は岸壁につながれているのにかなり揺れています
まさに「天気晴朗ナレド波高シ」です
気象庁のデータでは波高2.5m?3.5m・・・・
食堂で朝食を採ろうと思いましたが・・体がけっこうキテます(笑)
正直。。酔いそう。。。。。いや、吐きそう(笑)
船は時刻通り7:30に出港です
案の定、外海に出るともっと揺れます(笑)
揺れるたびにテーブルに置いた飲み物がスルスルと右へ左へ・・
窓の外では波しぶきが豪快に飛び散ってます
とりあえず船室に戻って寝ます(??)zzz.。ooOO○
波が高い影響で定刻より約30分ほど遅れて9:10分に次の島「小宝島」に到着
小宝島は面積1.0?周囲4.74?の隆起サンゴでできた小さな島で島を一周する道路は約2.0?ぐらいで約30分で1周できます。
30分遅れで着いても出港は定時予定だそうで9:40には船に戻って来いとのことです。
滞在活動時間約30分・・・
実はこの島にもいい温泉があるのですが。。。。
温泉まで片道15分・・入浴はほぼ無理ですね
とりあえず一時下船して温泉まで行ってみます
いや?
しかし揺れました(笑)
地元の方々も口々に「酔った」と話していました
私もあと1時間もこんな揺れで乗っていたら危なかったです(^^ゞ
この大きなフェリーが漁船のように揺れましたよ(笑)
この島は他の島と違ってサンゴの隆起島のせいか平坦です。
しばらく歩くとトカラ牛が放牧されていました
牧場を越え集落を過ぎると島の反対側に到着。
温泉発見!!
海が見えるいい露天風呂なのに・・・
湯温はぬるめです。
ちょうど立っている位置あたりの源泉が湧いている側はいい湯加減かも
入浴出来ないのが本当に残念(>_<)
定時に到着していれば・・・
島を1周したいのですが。。これから先のわからない道を行って万が一迷っても困るので来た道を戻ります
完全に南国
この島と北の悪石島を境に植生や生態系が変わるそうです
だから・・この島にはハブがいます
ただ奄美のハブとは違い毒性は弱いようです
さて汗をかきながら急いで船に戻ります
定時に出港です
この島はリベンジだな。。。(笑)
船はトカラ最後の島「宝島」に向かいます
宝島はその名のとおり、昔イギリスの海賊キャプテン・キッドが財宝を隠したという言い伝えがあります
1824年にはイギリスの船が沖合に現れ食肉を強奪しようと上陸。
銃を乱射し牛3頭を強奪したそうです
これがきっかけで翌年に「異国船打払令」が幕府から出されたそうです
この島も隆起サンゴ礁の島で面積は7.14?とそんなに大きくはないのですが人口は多く中之島、口之島に次いで多いです
宝島はさすがに人口が多いだけあって1時間50分停泊します
まあ、みなさんもう察しているかもしれませんが・・・
温泉に行きます(笑)
港からちょっとした坂を登り集落に向かいます
郵便局で軽い所要を済ませ温泉に向かいますが・・・
なんと、営業は夕方から・・・
ショックです
仕方ないので島をフラフラ
天然記念物のトカラ馬の放牧地まで行ってみました
人懐こい馬で人間が近づくと遠くから寄ってきました
そして入り江を利用した海水浴場へ行ってみます
サンゴの白砂がとてもきれい
水も澄んでます
やしの実も流れ着いてました
船に戻る途中にはトカラヤギと遭遇(笑)
船は定刻に宝島を出港
波も穏やかになり船の揺れもだいぶなくなりました
離れ行く宝島
奄美大島まで3時間です
やることもないし・・寝ます(笑)
奄美大島には定刻より10分ほど遅れて到着
長かった約40時間の船旅も終了です。
翌日には仕事なので奄美大島ではすぐ空港に向かい飛行機で鹿児島へ戻ります(^^ゞ
フェリーで40時間かかった行程をわずか1時間で鹿児島に戻りました
なんか複雑な気分でした(笑)
余談ですが・・トカラは行政上「最高僻地5級地」だそうで、これ以上ない「僻地」だそうです(笑)
おわり
秘境 吐?喇(トカラ)列島の島々を巡る・・4 諏訪之瀬島と悪石島
2014/06/19 おでかけ
うみのすけですヽ(^o^)丿
紫陽花でも見に行こうかな・・
でも混んでいるのはいやだな?
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またまた前回の続き
あと2回くらい続けます(笑)
船は第4番目の寄港地、 「諏訪之瀬島」へ向かいます
諏訪之瀬島はトカラで2番目に大きくて面積27.66?、周囲が27.15?もあります
でかい島ですが、今でも活発に活動する御岳という火山がほとんどなので人が暮らす地域はほんのわずかな為、人口は69人とのことです
1813年の大噴火でほとんどの人家は消滅して約70年間も無人島だったそうです
船は諏訪之瀬島に接岸しましたが・・・けっこうな雨が降ってます。
雨にもマケズ一時下船(笑)
この島には「作地温泉」という船でしか行けない一級の秘湯があるのですが・・
さすがに一時下船の間には行けません(T_T)
あ、この島も人口が少ないので停泊時間は1時間半です
集落まで歩くのはやはり坂なので・・・断念
海岸沿いにある「乙姫の洞窟」とやらに行ってみることにします
乙姫の伝説があるようですがよくわかりません
観光地図を片手に行ったらまた道が無くなりました(笑)
どうやら海岸の岩場を進んで行くようで(^^ゞ
ゴツゴツした岩の海岸を進むと・・それらしき洞窟がありました
穴に入って海を見る写真がなかなか良いらしいのですが・・後から知りました(笑)
港に戻りましたがまだ時間があるので「空港跡地」という場所に向かいます
かつてヤマハがリゾート開発でつくった飛行場があるのですが現在は国土交通省の定める飛行場ではなく場外離着陸場だそうです
今はリゾートも衰退、撤退して飛行場が残るのみです
港から坂を上って行きます・・坂を・・・
約15分・・到着せず・・時間切れ断念(笑)
途中にはハイビスカスが綺麗に咲いていたのが救い
汗だくになって船に戻るとほどなく出港
雨の降る中諏訪之瀬島を離れます
次はこの日最後の寄港地「悪石島」(あくせきじま)へ向かいます
この島の沖合で昭和19年8月に沖縄から疎開してきた約子供700人一般人1000人を乗せた「対馬丸」がアメリカ軍の潜水艦に撃沈され多くの人命が犠牲になりました
沖縄からの疎開船で最大の犠牲者を出した事件です
この事件で「悪石島」を知っている方もいるかも知れませんね
船は悪石島で投錨して1泊します
出港は翌日朝7時半です
多くの方々が島の宿に泊まるようで荷支度をして下船していきます
もちろん一時下船扱いで宿に宿泊できます
実際、うみのすけも宿を予約しようとしましたが関係者ですでに一杯ですと断られました(+_+)
仕方ないので船で寝ます(笑)
悪石島は面積7.49?周囲12.6?の小さな島です
ここでの目的は・・・また温泉(笑)
さっそく下船して温泉に向かいます
「湯泊温泉」という温泉を目指します。約20分の道のり
また坂道を・・(笑)
海岸沿いにはトカラヤギが徘徊してます(笑)
途中「海中温泉」という温泉があります
海水と湧き出る温泉が混ざり合うちょうどいいところに入ると良いらしいですが、このときは干潮で足湯程度なら・・って感じでした
ここは原則水着着用だそうです
この海中温泉から数分で「湯泊温泉」に到着
露天風呂があってその先に室内風呂があります
温泉の詳しくはまた別の機会にするとして・・・
室内の内湯に一緒に入っていた方は同じ船で来ていた狂犬病注射の獣医さんでした(笑)
「この島は2匹しかいないからすぐ仕事が終わっちゃったよ」と言って早々に温泉に来られたようです
風呂から出ると検診を終わらせた関係者や役場の方が多数いらっしゃって温泉は大賑わいです
外に出て温泉で火照った体を涼んでいると「船まで送っていくよ」と役場の方におっしゃっていただき役場の車で船まで送っていただきました(笑)
役場の方の話では村長さん以下役場の住民課は全員、他の課も多くの方が船に乗船しているとのことです。
役場の方は我々を降ろすとピストン輸送でまた関係者の方を乗せ温泉へ向かいました
いつの間にか雨は止み晴れ間も見えてきました
風は強いですが明日は晴れそう
良い夕日が見れました
次回に続く。。。
秘境 吐?喇(トカラ)列島の島々を巡る・・3 中之島と平島
2014/06/11 おでかけ
うみのすけですヽ(^o^)丿
梅雨に入ってジメジメと・・
1週間前の太陽がちょっとだけ恋しい気分。暑いのは嫌なのでちょっとだけね(笑)
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前回の続きですね
船は2番目の島、トカラ列島では面積、人口とも最大の中之島へ向かいます。
中之島はかつて村役場がありました。
余談ですが今の村役場は鹿児島市内にあります。島に役場があるとなにかと不便なようですので、島の元の役場は出張所という形になってます
天気が荒れてきて雨が降ったりやんだり、風も強くなってきました。
船は定刻8:15分に中之島到着。
前回同様フロントにて一時下船名簿に記載して探索にでます
出港は10:30ですので2時間以上あります。
中之島には民俗資料館や天文台もあり、さすが中心的な島という感じです。
民俗資料館は予約して行かなくては開いていませんので注意です(笑)
港から登った高台の集落にあります
天然記念物のトカラウマの放牧場もあります
しかし・・高台の集落には行かず私は港近くの出張所や郵便局のある海沿いの集落を探索します
道端には普通に島バナナが(笑)
くりかえしますが農園じゃなく道端です(笑)
元役場の出張所には石碑があります
「汽船も亦道路なり」
本土と島々を繋ぐ航路はまさに道路と同じ
村営航路に尽力した当時の十島村村長の名前が記された碑です
島の人々にとって本当にこの航路が重要であることがうかがえます
さてさて、私が海沿いの集落探索を選んだ真の目的は・・温泉
メジャーなとこだと「東区温泉」と「西区温泉」があり両方に入浴するのが目的です。
温泉については別の機会を設けてまとめて紹介しようかな・・と思います
2か所の温泉に入って郵便局で所要を済ませれば2時間なんてあっという間で・・
定刻どおり出港です
離れ行く中之島
トカラ最高峰の御岳が雲に隠れてしまってます
風雨が強くなり波が高くなってきました
船もそこそこ揺れてきました
次の寄港地「平島」までは約1時間
とりあえず寝ます(笑)
次の平島(たいらじま)は小さい島で人口68人面積2.08?しかないです
平家の落人が最初に流れ着いた地だから「平島」と呼ばれいるらしいです
停泊時間は1時間20分と少ないのは島が小さくそんなに設備も無いからかもしれないです。
港に着岸後同じように一時下船名簿に記載して下船してみます
この島ではレントゲン車は降ろさず船の中で検診していました
どうやら風の関係なのか本来の到着予定の港(南之浜港)とは異なる港(東之浜港)に着いたようです
集落にある温泉に行こうと思っていたのですが・・
東之浜港は集落までさらに遠い
しかも坂道だし・・
タイラシマなのに全然タイラじゃないし(笑)
温泉は断念して東之浜港近くの平家伝説ゆかりの史跡と言われている「平家の穴」とかいう岩穴に行ってみます
案内に従っていったら・・道が無くなりました(笑)
海岸沿いの道なき道を進んで行くと・・・ありました
これらしいです(笑)
しかし・・海が荒れてきました
風が強いです
港までの途中にはアダンというパイナップルに似た木も生えていました
実はパイナップルに似ていますが地元の方のお話だと不味いから食べないとのことです
スジっぽくて食べられないらしいです
のんびり船に戻ってしばらくすると出港です
船は次の諏訪之瀬島へ向かいます
雨と風が吹き付け、荒れる海・・
次の島々はまた次回に・・
秘境 吐?喇(トカラ)列島の島々を巡る・・2 口之島
2014/06/05 おでかけ
うみのすけですヽ(^o^)丿
暑い・・暑すぎる・・
先日は熱射病寸前でした(T_T)
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前回の続きですね
トカラ列島に行く船の話をしました
海はそんなに荒くはなく快適な旅です
突然そんな中、心地よい眠りを妨げる音楽が・・・
SEKAI NO OWARIの「スターライトパレード」が大音量で2等船室に流れます・・・
時刻は午前4:30分。。。
誰かの目覚ましでしょう
しかも当人は気付かないようでフルコーラス流れて2周目に(笑)
SEKAI NO OWARIに罪は無いが・・嫌いになりそう・・
目が覚めてしまったのでデッキに出ると最初の寄港予定の口之島が大きく見えていました
天気はあまり良くないようで今にも雨が降り出しそうな空です
トカラの気象帯はほぼ奄美に近く、奄美はすでに5月11日に梅雨入りしてますので天気がぱっとしないのは仕方がないです
定刻の5時10分に口之島到着
出港は7時20分ですので2時間20分の停泊です
口之島はトカラの玄関口で面積13.33?で周囲20.38?
人口140人
トカラの中では比較的大きな島ですので2時間で島一周は難しそうですが集落あたりまでは行けそうです
通常運行の場合は一時下船は認められていないようですが、このレントゲン便はほとんどの人が一時下船して仕事をします
私も船のフロントで一時下船名簿に名前を記載して下船します
この船はレントゲン検診だけでなく、島の消防ポンプ設備の点検、港湾設備の点検、NTTの電波塔の点検、九州電力の設備点検や重油タンクなどの点検、その他県や村のあらゆる視察?点検検査を兼ねているようです
色々な点検の業者さんたちが降りて、車でそれぞれの点検個所をまわります
レントゲン車も降ろされ港の岸壁で島民の皆様の検診開始
ワンちゃんたちの狂犬病の注射もします(笑)
私はふらふら集落を目指します
港から集落への道を歩くと坂が・・坂が・・(笑)
集落は山の上にある為港からはずっと上り坂
やっと着いた集落はまだ早朝5時過ぎということもあってひっそりしてます
コミュニティーセンターにある「さとの湯」と呼ばれる温泉もやってません(T_T)
集落の真ん中には「コウ」とか「カワ」とか呼ばれる湧水があります
島にとって大切な水源です
真水は大切ですからね
実はこの島は「タモトユリ」という天然記念物で口之島固有種の珍しいユリの花(絶滅危惧?A類)が自生しているのですが・・自生地まで結構遠くて行けませんでした
タモトユリについては検索すれば出ると思いますが。。純白の花を上向きに咲かせる花だそうです
また次回の課題です(笑)
ちなみに・・普通のユリは見かけたんですがね
ハイビスカスも
南国っぽい(笑)
船に戻ってのんびり食事をしていると出港時刻になりました
次はトカラ列島最大の島、中之島へ向かいます・・
長くなりそうだからまた次回。。
秘境 吐?喇(トカラ)列島の島々を巡る・・・1
2014/05/30 おでかけ
うみのすけですヽ(^o^)丿
梅雨が近づいてきましたね?
ジメジメした時期は気が滅入るのであまり好きではないです・・
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トカラ列島と聞いてもパッと思い浮かぶ人は少ないのではないでしょうか?
トカラ列島とは屋久島の南から奄美大島までの間にある有人島7島、無人島5島の島々のことです。
この島々が一つの行政区となっていて「十島村」となっています。
鹿児島から有人の7島を巡り奄美大島に至る村営のフェリーが1週間で2便。。。
飛行機は飛んでません
船のダイヤ上1つの島を訪問するだけで最低でも2泊3日を要することになります
停泊時間も通常なら1つの島で10分前後
下船は不能です
訪問難易度がかなり高いトカラ列島ですが、私は今回2泊3日で全有人島に上陸してきました!
5分だけ下船したとか、船をチャーターしたとかじゃ?ないですよ(笑)
実は・・・1年に1回だけ運行される「レントゲン便」と呼ばれる島民のレントゲン検診やその他の検査のための便があり、その便だと各島で1時間?2時間停泊するのでその間に観光ができるというわけです。
というわけで、そのレントゲン便に乗船して7つの島をまわることにしました。
鹿児島発は23時ですが乗船手続きは21時までにしてください・・・
ということで長旅の食糧買い出しを済ませ鹿児島港南埠頭に向かいます
乗船名簿を書いて奄美大島の名瀬港までのあらかじめ予約を入れておいた乗船券を購入
すでに船は停泊していて出港準備中
これから40時間以上もお世話になる船です(笑)
「フェリーとしま」は1,391t、定員200名だそうです。
フェリーにしては小粒ですが
島民の大事な足です
船に乗り込み指定された2等の雑魚寝?スペースに向かいます
本当は寝台が良かったのですが今回は特殊な便のため予約がとれずやむなく2等です。
簡素な1人がギリギリ寝られるマットレスの範囲がパーソナルスペース
あとは枕と毛布が付きます
正直・・狭い。
ガラガラと思われた船内も出港時刻には満席に
乗客の大半が検診関係や各種点検関係、役場関係の人で観光客は約20人くらいでしょうか(笑)
23時定刻どおり出港
船は漆黒の闇の錦江湾を進んで行くのでした・・・
つづく
パート2 迎賓館(赤坂離宮)を見学してみよう
2013/09/12 おでかけ
うみのすけです。
だいぶ涼しくなりましたね?
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前回の続きです
迎賓館の見学抽選に当選して内部を見学してたお話です
今回はお部屋見学の前にちょっと迎賓館の概要を。。
迎賓館(赤坂離宮)は明治42年に東宮御所(皇太子の住居)として建築され、当時の建築、工芸、美術の総力を結集した建物です。
戦後皇室財産であった赤坂離宮の建物、敷地は国の管理に移り、国会図書館や裁判官訴追委員会、東京オリンピック委員会、法務庁訴訟局、憲法委員会などなどの公館、庁舎として利用されたあと、昭和42年赤坂離宮を改修して迎賓館とすることが閣議決定。
昭和49年に5年以上にわたる大改造、改修を終えて「迎賓館赤坂離宮」となったそうです。
さてさて、前回は「彩鸞の間」と「花鳥の間」をご紹介しました
ちょうど正面から見たら2階を正面玄関上の彩鸞の間、左側(東側)の花鳥の間と時計回りに半周しました
次は正面玄関から入ると玄関ホールを抜け中央階段を上がったところ
「2階大ホール」です。
かつては階段の間、中広間と呼ばれた十字型の大ホールで、8本の華麗なコリント式というギリシャ古典建築の様式の大円柱が並びます。
大円柱はイタリア産のブレッシュ・ビオレットという大理石で紫の斑紋が美しいものです
柱の頭にアカンサスの葉の彫刻が装飾されているのがコリント式の特徴だそうで、ローマのパンテオンの柱などもこのコリント式なんだとか。。。
あ、言うのを忘れてましたが当然のことですが、ペタペタ触ったりすることは厳禁ですよ
見るだけです(笑)
各部屋の移動の途中に通る廊下などいたるところに監視のバイト?や警備員の方がいて見張っています(笑)
天井に描かれている絵は「第7天国」という絵だそうで昭和49年改修時に東京芸大の寺田教授が描かれたそうです
リンクさせた大ホールの写真は奥から手前中央階段(正面玄関方面)を写したものですね
そして大ホールから「正面階段」が見学出来ます
階段はイタリア産の白い大理石ビアンコ・カララで造られ、両側の壁はフランス産のルージュ・ド・フランスという紅色大理石が張られています
階段上部にはフランス産ジョーヌ・ラ・マルタンという黄色斑入り大理石を使った欄干、そして8基の大燭台。
さすがにどれも素晴らしいです
そして正面玄関を抜け中央階段を上がり大ホールを抜けた正面の部屋
「朝日の間」を見学します。
大ホールから朝日の間への入口の左右には見事な絵画が
「絵画」と「音楽」という題材だそうです
朝日の間は第1客室と呼ばれ国賓、公賓のサロンとして使用される迎賓館で一番格式の高い部屋だそうです
天井中央に描かれた絵画は「朝日を背に受けた暁の女神オーロラが左手に月桂樹の小枝を持ち、右手には手綱をもって4頭だての白馬の車(香車)に乗って天空を駆ける」絵だそうで、この朝日を背に受けた女神から「朝日の間」だそうです
この絵画は国運隆昌を表すそうです。
部屋の周囲の壁にはノルウエー産の淡紅地斑紋入り大理石ノルウィジャン・ローズのイオニア式の大円柱16本と金華山織という美術織物8枚が張られています
天井絵画の外側には国旗と菊の紋章のレリーフ、その下には鎖で繋がれた鎧と兜がありその鎖を咥えるライオンのレリーフ、さらには船と銛や錨のレリーフもありました。
なんかよくわかりませんが。。不思議
不思議の理由は部屋のどこにいても自分の方に向いているように見える
だまし絵だからだそうです。
鎧兜は陸軍、船は海軍の象徴だそうです
そして印象的なのはこの部屋だけ惹かれていた桜の絨毯
もちろん見学者の通る部屋の端っこは痛むを防止して巻き取られていましたが・・・
この絨毯は47種の紫の糸で桜を織り出したそうです
そして最後は正面から見て右側(西側)にある「羽衣の間」 です
かつては舞踏室とよばれていたそうです。
舞踏室と呼ばれるだけあってこの部屋には中二階がありオーケストラBOXになってます
ヨーロッパの舞踏ホールみたいな感じです
残念ながらリンク写真の手前側にオーケストラBOXがあるので写っていません
壁のレリーフはやはり音楽や舞踊に関係する楽器や楽譜、仮面などのものがあります
この羽衣の間は、雨天時の歓迎式典や首脳会談、晩餐会の際には一般招客に食前酒や食後酒を供する場として使用されるそうです
室内装飾は18世紀末の古典主義様式だとのこと
羽衣の間の由来は約200平米の大きな天井画で、謡曲「羽衣」の一節「虚空に花ふり音楽聞え霊香四方に薫ず」の景趣をモチーフにしたからだそうですが・・・
正直、私にはさっぱり何のことだか・・(笑)
ちょっと調べたら、「不思議なことに空から花が降り、音楽が聞こえてきた。何とも言えない香りまで立ち込めてきた」という意味のようです
その後に、松にかかった美しい天女の羽衣を発見するという能のお話だそうです
この部屋のシャンデリアは迎賓館で最大で重さ約800キロ、電球84個、部品7000個でフランスから輸入したものだそうです。
シャンデリアにも羽衣にちなむ仮面がついていました
ここの部屋にもう一つ珍しいものも展示されていました
説明をされている学芸員?の方も「滅多に見れないものです」といっていたものが、「齊田梅亭の截金屏風」です
截金というのは金を薄く叩いて伸ばして、それを細い線のように切ったものを模様として貼っていったものだそうで。。。
齊田梅亭さんというのは人間国宝のすごい人だそうです
温度や湿度の関係から保存も難しく繊細なものなので、一般公開時に見れることはほとんどないとのことでした
この部屋で内部の見学は終了。2階を1周したことになり階段を降りて外の見学へと向かいます
うーーん。。また長くなったので続きは次回。。
迎賓館(赤坂離宮)を見学してみよう!パート1
2013/09/05 おでかけ
うみのすけです。
全国的に天気が悪いですね?
台風が過ぎ去れば涼しくなりそうな予感。。。
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会社の近所にありながら堅く門を閉ざし異空間な迎賓館。
立派な門のはるか先に見える建物
お城か宮殿のような建物は遠目に見えるが内部などはうかがい知ることはできません。
そんな迎賓館の見学の案内が内閣府の迎賓館ホームページに出ていたので応募してみました
それから数か月。。すっかり忘れていた7月末ごろに、なんと見学当選の通知が来ました(^o^)/
こちらの見学もけっこうの競争率だそうです
見学日は8月末の某日
日付は限定で変更不可。
しかも申し込み時に登録した人限定です。
政府の重要な施設だけあって厳しいです。
当選の参加証と身分証明書を持参し迎賓館に潜入してきました(笑)
当然、正門からなど入れるはずもなく、警備の詰所がある西門から入ります。
まずは入口の門で参加証のチェック
しばらく案内に従い進むと受付があります
ここで名簿と参加証の名前と身分証で同一人かどうかチェック
有効な身分証は生年月日、住所、氏名が記載された公的なものだけです
確認が済むとパンフレットとバッジが配布されます
バッジは左胸に着けろとの指示
そして、金属探知機を通りいよいよ見学開始です!
木々の間の庭を抜けると・・
本館が現れました!
ちょっと外観を見てさっそく本館の中に潜入です
残念ながら内部は撮影禁止(+_+)
あ、中の絢爛豪華な様子はホームページに出ているのでリンクさせておきますので見てください(笑)
まずは入って階段を登り「彩鸞の間」(さいらんのま)という部屋の見学です
この部屋は条約の調印式をしたりレセプションや晩餐会の際に一般の招待客が国賓に謁見したり、国賓がインタビューしたりする部屋だそうです。
かつては第2客室とも呼ばれた部屋だそうで
まず目を引く白い壁と大きな鏡、そして豪華なシャンデリア、金箔が施された石膏の姿彫り。。
壁の大きな鏡は10枚もあります。
ため息が出るくらい美しいです
各お部屋にはボランティアの方がいらっしゃってお部屋の内部の説明をしてくれます
左右の大きな鏡の上とイタリア産大理石で作られた暖炉の両脇に、それぞれ鳳凰の一種である「鸞」と呼ばれる霊鳥が翼を広げた姿に金箔を施した石膏レリーフがあることから彩鸞の間と呼ばれるそうです
ちなみに部屋の左右両脇のイタリア産大理石の暖炉は建設当初からダミーとのこと。
排気ダクトとしては機能しているようで暖房は別に設置されています
金箔の貼られたレリーフは甲冑や獅子、剣や矢などで装飾はアンピール様式とかいうナポレオン1世時代に流行した様式だそうです。
この彩鸞の間のちょうど真下が正面玄関です
次に案内されるのが「花鳥の間」(かちょうのま) です
ここは公式晩餐会などが催される大食堂で約300?で最大の広さだそうです。
格天井には美しい鳥と花の油絵、そして壁には30枚の七宝焼に花や鳥が描かれています
花と鳥の絵と七宝焼、だから「花鳥の間」
こちらは先ほどの彩鸞の間の明るい白い壁とは対照的なシックな木曽産のシオジ材という木を使った板壁で重厚な感じがします
こちらの部屋の装飾はアンリー?世様式(16世紀後半)というらしいフランスの様式だそうです
七宝の絵を描いたのは明治の有名な日本画家、渡辺省亭で七宝を焼いたのが名工、涛川惣助と説明にありましたが。。。失礼ながら私はさっぱりその御二方を存じ上げませんでした(^^ゞ
まだまだ紹介しきれないので続きは次回(^o^)/
本物の戦車の実弾射撃を見に行く!
2013/08/28 おでかけ
ご無沙汰してますヽ(・∀・)ノ
うみのすけです。
みなさま充実した夏はすごせましたか?
私は夏バテで・・・
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先日ちょっと早朝より富士山の麓までおでかけしてまいりました。
世界遺産に登録されたから?
まったく関係なく「とある演習」を見物に。。
演習とは陸上自衛隊が1年に一回行う実弾演習で富士総合火力演習という演習で、
戦車、その他火器や車両、航空機、ヘリコプターなどが目の前で実弾射撃を行う大迫力の演習です
場所は御殿場の「東富士演習場」というところです。
その規模は人員約2,400名、戦車、装甲車約80両、各種火砲約50両、各種航空機約30機、その他車両約600両という大スケール
実はこの演習は大人気イベントでインターネット申し込みで倍率21倍、はがき申し込みも15.4倍というけっこうな競争率なのです
が、ラッキーにも私は今回は友人の方にチケットを手配して頂きました(?≧?≦)
富士山はこんな感じにみえます。
写真の下方に写っている丘?あたりが標的となってます
演習は約1時間の前段演習と約40分の後段演習に分かれています
最初は各種装備品の紹介。
遠距離、中距離、近距離火力、ヘリ、対空火力、そして戦車などが実弾を撃ちます。
この長距離火力はこの場所(御殿場)から最大射程で伊豆半島付近まで届くそうです(°д°)
そして遠距離火力の技として富士山型に弾を同時に破裂させる技術が披露されます
異なる火砲と異なる射程で同時に着弾させるそうです
かなり難易度が高いらしいです
こちらは01式軽対戦車誘導弾というらしい
さらには戦闘ヘリコプターAH64D
薬莢が飛び散ってます
大迫力の10式戦車
耳が壊れるかと思うような轟音と腹に響く振動と衝撃波!
この10式戦車は最新鋭の戦車でネットワークシステムで各戦車で情報を共有できるそうです
しかも左右に敵を回避しながら正確に目標を射撃するスラローム射撃などすごい技術です
後段演習は統合作戦を意識した訓練で島嶼部に仮想敵が攻めてきたとのシミュレーションです
偵察、障害処理、前進支援射撃、攻撃、突撃支援、突撃と攻撃が連携して行われて終了
ちなみにバンバン発射するこちらの弾薬。。当然皆様の血税でございますが(^^ゞ
実はミサイルや実弾にも花火など同じく安全上の使用期限があります。
その使用期限切れ間近のものを使用するとのことです
無駄に弾薬が使えなくなるよりは実際にどのような訓練をしているのか、日本を守る力はどのようなものかを国民に公開するというのが大きな目的だそうです
有事が起きて実際にこのような兵器が使われることがないような平和な世でありたいですね
縁結びの神と夫婦岩
2013/06/12 おでかけ
うみのすけです。
梅雨?のはずですが。。。全然雨 が降りませんね?
と思っていたら台風が近づいているみたいで(笑)
水不足も困るのですが降り過ぎも困るので適度に降ってもらいたいものです
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伊勢神宮、猿田彦神社、佐瑠女神社と参拝しさらに別の場所へ向かいます
JRの伊勢市駅から2駅。
二見浦(ふたみがうら)という駅で降ります。
名勝、二見浦はかつて伊勢神宮の参拝客が禊場として身を清めた場所らしいです
ここに来た目的はその禊場の二見浦にある二見興玉神社に参拝するためです。
本来は伊勢神宮に参拝する前に参拝するらしく順序が逆ですが。。。まあ固い事は言わないで。。(笑)
駅からしばらく参道を歩きます。
伊勢神宮周辺とは違い静かな感じ。というか観光客あまりいません・・・(ーー;)
参道にはどこか懐かしい古い木造和風旅館がいくつも並び、伊勢神宮参拝の拠点となっていたことを知ることが出来ます
海岸に出ると松の木の並木が続き、芭蕉の句碑もありました。
この二見にかつて住んでいた「西行」を偲んで芭蕉も二見を訪れたようです。
しばらく歩くと明治20年に建てられた高級旅館「賓日館」(ひんじつかん)があります。
皇族の方や各界の著名人達も泊まった由緒正しき旅館ですが、今は記念館のようで中を見学できるようです
余談ですがこの二見浦の海水浴場は日本で初めての公認された海水浴場で大正天皇も幼少の頃に泳ぎの練習をしたとか
さてさて、さらに海岸沿いの参道を歩くと
二見興玉神社に到着
こちらの御祭神は前回ご紹介でお馴染みの猿田彦大神と宇迦御魂大神だそうです。
鳥居をくぐり参道を進むと天の岩屋と伝えられているところを通ります
全国に「天の岩戸」と言われる場所がいっぱいあるので微妙なとこですがとりあえず参拝(笑)
その先には本殿が
ここの神様は「猿田彦大神」ということは猿田彦神社と同じく「みちひらき」や「縁結び」のご利益があるそうです
こんなに色々参拝したら神様も混乱しちゃいますね(^^ゞ
また縁結びの神(笑)
さらなる良縁にめぐまれるのか?
ちなみにこちらの大神のお使いとされる蛙がいたるところにいます。
無事カエルとかお金がカエルとかなんとかで縁起物なんだとか
そして、本殿の先には私が来たかった(見たかった)本来の場所
夫婦岩があります
この夫婦岩の間から日が昇る写真などがよく紹介されています
この夫婦岩の先700mの沖合の海中に沈む石が祭神の猿田彦大神が立ったとか猿田彦大神の化身とか言われる霊石「興玉神石」という石らしいのですが、当然海中なので見えません(笑)
夫婦岩がこの神石を拝むための鳥居の役割を果たしているそうです
ちなみにこの夫婦岩の間から日が昇るのは5月?7月です。運がよければ夫婦岩の間から遠く富士山のシルエットが見え、ダイヤモンド富士が拝めるそうです
そんな神々しい風景も見てみたいですね?
みちひらきの神と縁結びと芸能の神のハシゴ参拝
2013/06/05 おでかけ
うみのすけです。
関東もいよいよ梅雨入り・・「したとみられる」。だそうです(笑)
あいまいな感じですがまあジメジメした時季がきたのは間違いなさそうです
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伊勢神宮もかなりのパワースポットとして有名ですが、最近人気?のパワースポットとして紹介されているのが猿田彦神社です
伊勢神宮(内宮)からは自転車で5分くらいです
私もちょっと寄り道してみました
猿田彦神社は猿田彦大神とその子孫の大田命が祭神だそうで「みちひらき」の神として有名です。
何か物事を始めたり、迷ったりしたときに良い方向に導いてくれるとのことです。
神社の真ん中付近には方位が書かれた八角形の石の柱がありパワースポットとしても有名だそうです
決められた方位の順に手をあてて祈願すると願いがかなうとか。。。。
仕事運は「亥→卯→未」の順に手のひらでおさえるそうです
金運は「巳→酉→丑」の順に
人気や才能を高めたい人は「寅→午→戌」
などだそうで。。
猿田彦神社の同じ境内の中には「佐瑠女(さるめ)神社」があります
こちらはの祭神は天宇受売命(あめのうずめのみこと)だそうで、天照大御神が天岩窟に隠られた時に神楽を舞って天照大御神を天岩窟から出した女神さまだそうです。
天孫降臨の際に天宇受売命が猿田彦大神に地上へ道案内されたとかなんとかいう神話から、猿田彦大神とは縁が深く「佐瑠女の君」と呼ばれたということだそうで。。
まあよくわかりませんが、猿田彦さんと仲が良いから同じ境内にいるということにしときましょう(笑)
この女神様は神楽を舞うぐらいですから「俳優(わざおぎ)、神楽、技芸などの芸能の神」としても有名で芸事を目指す方々が熱心にお祈りされてます。
私が参拝したときもモデルさんらしき女性の方が一生懸命ご祈念されてました
こちらは芸能のほかに「縁結びの神」としても有名なので参拝の方も多いです(笑)
恋人募集中の方はぜひ行ってみましょう!(笑)
よりご利益を求めてこのあとさらに違う神社へ向かうのでした。。